
今回は仮想通貨(暗号資産)の歴史や種類、仕組みについて学んでいきます。
ゆっくりしていってね!
仮想通貨(暗号資産)ってなに?
仮想通貨とは、「電子的なデータでやりとりされるデジタルな通貨」のこと。紙幣や硬貨のような物理的なもの(現物)はありませんが、オンライン上で取引ができる財産的価値があるものです。
仮想通貨とは
「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。
(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
(2)電子的に記録され、移転できる
(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない(引用)日本銀行HPより
昔からSuicaへのチャージやオンラインゲームのコインのように特定の範囲だけで使えるデジタルな通貨はありましたが、現金→デジタルな通貨の一方方向でした。現代になり、技術の進歩でセキュリティが強化され、法定通貨(日本円など)と自由に交換できる仮想通貨が誕生しました。
決済や送金など法定通貨と同様の機能を仮想通貨は持っているものの、電子マネーと異なり国家による価値の保証はありませんので注意が必要です。
仮想通貨の歴史
2008年にサトシ・ナカモトという人物がインターネット上に公開したビットコインについての論文がきっかけとなり、複数の開発者によりブロックチェーンが開発されました。この論文は、国家や銀行を介することのない分散管理型の暗号資産について書かれたものでした。
2009年に初めて1ビットコインが0.1円で法定通貨と換金されました。2010年に1万ビットコインでピザ2枚が交換されたのが、最初の決済に使われた例と言われています。
銀行やカード会社のような仲介者を介さずに送金ができるため、手数料が無料/低コストになる予定でした。(実際はそうなってないみたいですが…)さらに、24時間365日いつでもどこからでも送金できるため、便利だということで仮想通貨は広まっていきます。
その後、仮想通貨は暴落や停滞はありつつも、全体的には右肩上がりの成長を続けています。当初と比較し、仮想通貨の価値は4000万倍にまでなっているようです。
ブロックチェーンによるデータ保護の信頼度が高いことから、通貨でなく資産としての価値は認められており、仮想通貨は暗号資産と呼ばれるようになりました。
仮想通貨の種類
仮想通貨で一番有名なのは「ビットコイン(BTC)」です。仮想通貨は「ビットコイン」とその他の「アルトコイン」の2種類に分かれます。
アルトコインの代表的なものとして、「イーサリアム(ETH)」や「リップル(XRP)」などがあります。また、アルトコインの中でも他の通貨と比較して取引量や時価総額が低い、比較的知名度の低い通貨を草コインといいます。
仮想通貨(暗号資産)は銘柄ごとに価格が変動していきます。

(引用)クリプトコラムより
仮想通貨(暗号資産)の仕組み
マネーロンダリングのような不正行為ができないようセキュリティを強くした方法が、ブロックチェーン技術と言います。
ブロックチェーンとは
ブロックチェーンとはビットコイン取引の根幹となる技術のことを言い、ビットコイン取引の記録をまとめた台帳の役割を果たしています。
トランザクションと呼ばれる取引データをブロックで管理し、一定時間(ビットコインだったら10分単位で)に発生した取引データを一纏めにして、後から書き換えされにくいように暗号化していきます。
暗号にする際にデータの両端を閉じていく形が、まるでブロックをチェーンのようにつなげているかのようにイメージされることから、「ブロックチェーン」と呼ばれるようになりました。

従来はすべての取引データをホストコンピューターの一か所で記録していましたが、ブロックチェーンではネットワークの参加者みんなで取引の記録を持ち合うことができるようになりました。
そのため、データを改ざんするには、全てのコンピュータを一気に書き換える必要がでてきます。それはかなり難易度があがりますよね?そのため、ブロックチェーン技術の誕生でセキュリティが強固になり、仮想通貨の取引が行えるようになったのです。

リスクについてはこちらから↓

↓動画でも解説してますので、ご覧ください!
以上、仮想通貨の基礎についてでした!
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