こんにちは!ロキ兄さんです。
日経平均が4万1000円目前まで上昇し、「日本株の春が来た!」と思ったらあれよあれよと大幅下落しました。
長い上昇トレンドも終わりを告げ、これからは横ばいか下落になりそうです。今回は日経平均が暴落の時の「底値理論値」を勉強していきましょう。
【日経平均、ついに大暴落か】
「つみたて王子」こと、なかのアセットマネジメント社長・中野晴啓氏による連載「中野晴啓の正しい投資」。イスラエルがイランに報復攻撃をした4月19日、日経平均株価は一時1300円以上値下がりし、今年最大の下げ幅となった。
3月には4万円台の大台に乗っていたが、3万7000円を割り込む場面もあった。新NISAで資産運用を始めた投資初心者は、どのように動揺を克服し、危機を乗り切っていったらいいのか。
引用:JBpress
新年度になってから日本株は一気に下落方向に。こういったときはパニック売りになったり、どこまで下がるか不安になってしまいがちです。
よく使われる指標のPERから考えると、日経平均株価は21,879円が大まかな底値水準となります。
理論株価を計算するのに必要なBPSとは?
BPSとは、「Book-value Per Share」の略で、企業の1株あたり純資産を表す株式指標です。
主にPBRの算出や企業の安全性分析等で使用します。
財務分析を行う際には、会社の安全性を見る指標として利用することができます。
「この数値以上であれば安全である」という明確な数値は存在しませんが、一般的にその数値が高い方が財務上安全であると判断されます。
このBPSですが、もちろん一企業ごとで普通は利用します。
ですが日経平均株価にもBPSの値が計算されていて、BPSの数値まで日経平均が下落することは非常に珍しいです。
チャイナショックや2018年末のような下落時以外はほぼ付けたことはありません。
急落時においては、PERから求めるものよりも重要とも言えます。
PERの方は計算しないといけませんが、こちらのBPSだと一目でわかるのが便利ですね。
こちらも4/19のデータですと18,260円となっています。
チャイナショックやコロナショックのような暴落がきても「これくらいの水準だな」と頭の片隅にあるだけでメンタルが違うのではないでしょうか。
暴落が来るかはわかりませんが、心構えだけはしておいて拾いにいきたいですね。