こんにちは!ロキ兄さんです。
ライブにかまけて、ブログの更新が遅くなっておりました。あっという間に4万円の壁を突破した日経平均株価。
マイナス金利解除で日本の景気も上向きになるのでしょうか。
ですがここにきて日本株に買われすぎのサインが!今回はオシレータ分析の1つとともに勉強していきましょう。
日本株が買われすぎ?
日経平均は急ピッチで上昇し、前週の上昇幅は2180円となった。TOPIX(東証株価指数)は6日続伸しており、日本株は全体的に短期的な過熱感が意識される。
SBI証券投資情報部の浅井一郎氏は、きょうは材料出尽くしで日経平均、TOPIXともに調整色の強い展開になるとみている。「日銀会合以降、日本株は銀行や不動産などのバリュー株が買われ、ハイテク株の上昇がけん引役となる米株と物色の色合いが異なってきている」といい、米ハイテク株高を好感した流れにはなりづらいとみている。
引用:ロイター
年初から考えると、日経平均株価はもうすでに7000円も上がっています。2023年もものすごい上昇でしたが、1年間で7300円の上昇だったことを考えると短期間で上がりすぎは否めませんね。
過熱感を測る「騰落レシオ」
騰落レシオとは通常、市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率から繁閑度を見る指標です。
個別株動向を見るための指標ではなく、日経平均(市場全体)の繁閑度を見る指標です。一定期間を区切って、その間、毎日の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って求めます。
騰落レシオ100%の水準では値上がりと値下がりが同数で、110%では値上がり銘柄が値下がり銘柄より10%多く、90%であれば値下がり銘柄が10%多いことを示します。
一般的には、騰落レシオが120%を超えると買われすぎ、70%を下回ると売られすぎと判断します。
ここ最近の騰落レシオを確認してみると、
かなりの過熱を表しています。騰落レシオの特徴を改めて確認すると、
・底入れの時は50%まで下がることが多い
・押し目の時は70%から反転することが多い
・50%から反転し上昇幅が拡大する場合、近い将来相場は大きく人気づく可能性が
・レシオ120%以上は、買われ過ぎていると見ます(売り場接近)
ただどちらかと言うと騰落レシオは下落相場の底を見る方が得意で、上昇相場の天井を見るのはそんなに得意じゃないイメージがあります。
直近1年半でも天井になってないですし…
ですが油断したところで天井というのもあるあるなので、警戒だけは怠らないよう気をつけましょう。