こんにちは!ロキ兄さんです。
日経平均株価はバブル時代の38,915円を超えて最高値を更新!あっという間に39,000円となっています。
そんな状況ですが日本株は今「バブル」なのでしょうか?なぜ日本株が上がっているのかも復習しながら確認していきましょう。
なぜ日本株が上がっているのか
米カンザスシティー連銀のシュミッド総裁は26日、インフレ率が2%の金融当局目標を上回り、労働市場が引き続き力強く推移している状況にあって、当局として利下げには忍耐強く臨むべきだとの見解を示した。
引用:ブルームバーグ
ブログでも何回か書いていますが、日本株の上昇の大きな要因としては
・ドル円の円安
・半導体株の絶好調
の2つが大きくあると思います。特にドル円の円安が輸出に強い大企業への追い風となっているように感じています。
円安に関しては、何が起こっているのかは先週も書いてますのでよかったらご覧ください。
この円安ですが一番の要因は「米国の利上げ」なんですが、最近では新NISAの影響もあるようです。
[東京 2日 ロイター] – 外為市場では、新NISA(少額投資非課税制度)を巡る円売り需要が息の長い取引テーマになりそうだ。同制度を使った外国株投資に伴う円売りが1月月間で8000億円超に上ったとの推計も出てきた。
新制度の始まりとあって金額が膨らんだ可能性もある。ただ、仮にこの勢いが続いたとすれば、年間の円売り規模は10兆円近くと、昨年1年間の貿易赤字に匹敵する大きさとなり、短期的な利益を狙う国内外の投資家の材料にもされやすい。
引用:ロイター
新NISAの影響で、日本人投資家の米国株投資が非常に増えています。今後の投資環境ではこれも想定しないといけませんのでこれまでよりも「思ったよりも円安」となりそうです。
もう一つの日本株高の要因である「半導体株の絶好調」に関しては、米半導体大手のNVIDIAが世界を牽引しています。
2月21日(現地時間)、2023年第4四半期(2023年11月~2024年1月)の決算を発表しました。
売上高は前年同期比265%増(3.65倍)の221億300万ドル、純利益は769%増の122億8500万ドルとなり想定以上の結果に。
ものすごく良い結果ではありますが、新しい情報などはなくある意味材料出尽くしと考える方も。まだまだ好調は続くかと思います。
日本株はバブルなのか?
じゃあバブルなのかと言うと決して過大評価ではなくて、環境が非常に良くて「日本株」の実力が正当に評価され始めたのかもしれないと思います。
それでも2023年1月の26,000円から1年ちょっとで13,000円の上昇は早すぎな気がしないでもないですが…
著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資・保険会社バークシャー・ハサウェイは、手元現金水準が過去最高を更新した。バフェット氏は、「目を見張るような業績」を達成できるような有意義な案件がないと指摘した。
引用:ブルームバーグ
とのニュースもあります。世界的な投資環境はそこまで良くないのかもしれませんがそれでもバークシャーハサウェイは日本の商社の比率を高めているので、日本株はまだ安心かもしれません。