本日も注目銘柄をゆる~く語っていきます。
注目銘柄!オリックス(8591)
概要

日本を代表する大手総合金融サービス企業、オリックス株式会社。
リースを祖業とし、不動産、銀行、クレジット、事業投資、環境エネルギー投資、そしてプロ野球球団まで、多岐にわたる事業を展開し、独自の金融サービスを提供しています。
今回は、オリックスの歴史と事業内容、決算情報やチャート分析をご紹介します。
オリックスの歴史

1964年にオリックスの歴史が始まりました。当初は「オリエント・リース株式会社」として大阪市に設立され、資本金1億円、わずか13人の社員でスタートしました。この頃から徐々に、オリックスは日本の金融界において独自の地位を築くことになるわけです。
オリックスの多角的な経営は、自動車リース事業への進出などにも表れています。1973年にはオリエント・オート・リース(現:オリックス自動車)を設立。
国内外でのリース事業展開が進んでいく中、1975年にはインドネシアにP.T.Orient Bina Usaha Leasing(現:PT.ORIX Indonesia Finance)を設立し、アジア地域における事業領域を広げました。
1976年には、新たな展開としてオリエント測器レンタル(現:オリックス・レンテック)を設立しました。これは、企業の需要に応じた測定機器のレンタルサービスを提供するもので、多岐にわたる事業領域に進出していくきっかけとなりました。
1986年以降は、他企業の買収による事業の多角化が進み、リース部門だけでなく信託銀行、保険、証券、消費者金融など、多岐にわたるサービスを提供するようになりました。
1998年、山一信託銀行の買収を通じて、オリックスは現在のオリックス銀行となり、金融分野における事業の拡大を実現しました。
1999年には、不動産分野に進出し、オリックス・リアルエステート(株)(現:オリックス不動産(株))を設立。同時期には債権回収に特化したオリックス債権回収も設立され、金融サービス分野での多角的なサービス提供が進みました。
2010年5月、オリックスはマネックス証券と合併し、新たな展開を果たしました。同年、オリックス水族館が開設され、エンターテインメント分野にも進出。
2022年、オリックスは日経平均株価の構成銘柄に採用され、その企業価値が認められました。オリックスはこれまでの多岐なビジネス展開を通じて、国内外での事業を拡大し、その成長を続けています。
引用:https://www.orix.co.jp/grp/company/about/history/
事業内容

オリックスは、1964年にリース事業からスタートして隣接分野に進出し、新たな専門性を獲得することにより事業を進化させてきました。その結果、現在は法人金融、産業/ICT機器、環境エネルギー、自動車関連、不動産関連、事業投資・コンセッション、銀行、生命保険など多角的に事業を展開しています。
金融事業
リース事業: 金融と物件の2つの専門性を活かし、融資、事業投資、生命保険、銀行、資産運用事業などへと拡大。
預金・信託・ローン: シンプルでわかりやすい商品・サービスを提供し、資産形成、財産管理、資金調達などをサポート。
不動産事業
住宅事業: マンションや一戸建ての企画・販売から、賃貸住宅の開発、不動産仲介、リノベーション、マンション管理まで、住まいに関する事業を展開。
旅館・ホテル事業: シティホテル、リゾートホテル、サービスアパートメントから温泉旅館まで、全国26施設で約5,800室を経営・運営。
自動車関連事業
レンタカー、カーシェアリング、マイカーリースなど、クルマの「乗り方」に関する事業。お客さまに最適なカーライフを提案。
保険事業:死亡保険・医療保険など、お客さまのニーズに応える商品を提供。充実した保障を通じて安心を提供。
環境エネルギー事業
再生可能エネルギー分野への進出や環境に配慮した事業展開を行い、エネルギーに関する取り組みを推進。
事業投資・コンセッション事業:
他企業の買収による多岐な事業の展開。グローバルに約30カ国・地域に拠点を設け、幅広い分野で活動。
オリックスはこれらの多岐な事業を通じて、金融から不動産、自動車、保険、環境エネルギーまで広範な分野でサービスを提供し、国際的な活動も展開しています。
引用:https://www.orix.co.jp/grp/personal/index.html
最新の決算

引用:https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/settlement/
チャート分析

MARKET SPEED
最新の日足3ヶ月チャートを確認しましょう。この3ヶ月で見ると9月15日に2,991円をつけた後下落トレンドになり株価は下落を続けています。
決算は良かったものの、チャートはそこまで上昇基調ではない状況です。
移動平均線も収束してきているのでこれからは横ばいになりそうです。