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注目銘柄！野村ホールディングス(8604)
概要
野村ホールディングスは、東京都に本社を置くアジア最大と同時に世界的影響力を持つ投資銀行・証券持株会社です。
持株会社の野村證券は、大和証券（大和証券グループ本社）、SMBC日興証券（SMFG）、みずほ証券（みずほFG）、三菱UFJモルガン・スタンレー証券（MUFG）とともに、日本の総合証券会社大手5社の1角であり、証券業界首位の企業です。
今回は、野村ホールディングスの歴史と事業内容、決算情報やチャート分析をご紹介します。
野村ホールディングスの歴史
野村證券は、日本金融界の巨星として、その歴史を刻み続けています。
1925年、大阪野村銀行の証券部から独立し、「株式会社大阪野村銀行証券部」として誕生しました。その後、1946年には本店を東京に移転し、都心を拠点として事業を展開することとなりました。
そして、2001年10月には持株会社制度への移行を果たし、機能を野村ホールディングスと野村證券に分割しました。
2006年には、グループ名称を野村証券グループから野村グループに改称。同年5月には、デジタル時代に対応するため、インターネット専業のジョインベスト証券を開業しました。
そして、2008年に野村證券は世界金融危機の渦中で、リーマン・ブラザーズのアジア・太平洋・欧州・中東部門を買収。これにより、野村證券は国際的な視点での事業展開を果たし、新たな展望に向けて歩みを進めました。
2015年には、慶應義塾大学と共同でベンチャーキャピタル・株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ（KII）を設立。これにより、産学連携を通じたイノベーションの推進に向けた重要な一翼を担いました。
2019年、野村ホールディングスは子会社の「野村証券」の店舗数を2割削減する方針を発表。
そして同年5月、金融庁が業務改善命令を出す方針を固め、野村ホールディングス及び野村証券に対し、株式市場再編に関する情報の漏洩が原因で命令が下されました。野村ホールディングスはこれに対し、「重く受け止めている」とのコメントを発表しました。
引用：https://www.nomuraholdings.com/jp/company/group/holdings/history.html
事業内容
野村グループは、グローバル金融サービス・グループとして、世界約30の国や地域にネットワークを展開し、営業、インベストメント・マネジメント、ホールセールという3つの部門が緊密に連携し、国内外のお客様に付加価値の高い商品・サービスを提供しています。
営業部門:
全国109の本支店・営業所、コールセンター、そしてインターネットを通じて、野村グループは国内の個人や法人のお客様に多岐にわたる金融サービスを提供しています。これには株式・債券・投資信託・ファンドラップ・保険商品などが含まれ、お客様のライフステージに合わせた資産運用の提案や、相続・事業承継に関するサービスなども含まれています。野村グループはきめ細かなコンサルティングを通じて、お客様のニーズに応えています。
インベストメント・マネジメント部門:
この部門では、株式・債券をはじめとする伝統的資産からプライベート・エクイティなどのオルタナティブ資産まで、多岐にわたるアセット・クラスに投資しています。グループ内のノウハウや専門性を融合させ、お客様に対するサービスとソリューション、広範な投資機会を提供しています。
ホールセール部門:
ホールセール部門では、グローバル・マーケッツでは国内外の機関投資家に対し、リサーチの提供や債券・株式・為替などのトレーディングを展開しています。インベストメント・バンキングでは、国内外の事業会社や金融機関、政府機関などに対して、債券や株式の引受やM&Aアドバイザリー、金利・為替などに関する各種ソリューションを提供しています。これにより、幅広いお客様のニーズに応え、投資銀行サービスを展開しています。
引用：https://www.nomuraholdings.com/jp/company/outline/
最新の決算
引用：https://www.nomuraholdings.com/jp/investor/summary/financial/
チャート分析
MARKET SPEED
最新の日足3ヶ月チャートを確認しましょう。この3ヶ月で見ると10月24日に560.7円をつけた後下落トレンドが終わり上昇トレンドに。
特に日銀の金融政策が現状維持となったのでまだ上げ方向となっています。
証券業はボラが結構あるけど長期で見ると結構安定。
