本日も注目銘柄をゆる~く語っていきます。
注目銘柄!三井住友FG(8316)
概要
日本経済の要として君臨する株式会社三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)は、三井グループ・住友グループの金融持株会社として、三井住友銀行(SMBC)を筆頭に、数々の金融機関を傘下に抱える巨大な存在です。
今回は、三井住友FGの歴史と事業内容、決算情報やチャート分析をご紹介します。
三井住友FGの歴史
2002年、三井住友銀行は歴史的な一歩を踏み出し、株式移転によって株式会社三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)を設立しました。この出発点から、SMFGは日本の金融業界において新たな時代を築き上げていくこととなります。
2005年には、SMFG、SMBC、三井住友カードとNTTドコモがおサイフケータイによる決済に関して資本・業務提携を結び、新たな金融サービスへの参入が始まりました。
2007年には、SMBCの子会社である三井住友銀リースが住商リースと合併し、三井住友ファイナンス&リースとして新たな事業展開を果たしました。
2008年には、SMFGはカード事業を統括する中間持株会社である完全子会社・株式会社SMFGカード&クレジットを設立し、カード事業の再編を進めました。
2012年、SMBCはロイヤルバンク・オブ・スコットランドから、三井住友ファイナンス&リース・住友商事と共同で航空機リース事業を買収し、SMBCアヴィエーションキャピタルとして業務を開始しました。これにより、航空産業への進出と新たな収益の柱が創出されました。
2014年には、SMBCはシティバンクの日本法人であるシティバンク銀行から、個人向け事業(リテールバンク事業)を承継・買収。
同時に、ソシエテジェネラル信託銀行をSMBC信託銀行に改称し、国内市場における事業領域を更に強化しました。
2021年、SMFGはフィリピンのリサール商業銀行に出資し、アジア市場での事業拡大を推進しました。2022年11月には、出資比率を4.9%から20%に高めると発表し、地域経済における影響力を一層強化しています。
引用:https://www.smfg.co.jp/chronicle20/history20/
事業内容
SMBCグループは、銀行、リース、証券、クレジットカード、コンシューマーファイナンスなど、多岐にわたる事業を展開する「複合金融グループ」です。今回はグループ内子会社について一部ご紹介します。
(株)三井住友銀行
主要業務内容: 銀行業務
(株)SMBC信託銀行
主要業務内容: 銀行業務、信託業務
SMBC日興証券(株)
主要業務内容: 証券業務
三井住友カード(株)
主要業務内容: クレジットカード業務
SMBCファイナンスサービス(株)
主要業務内容: クレジットカード業務、信販業務、トランザクション業務
SMBCコンシューマーファイナンス(株)
主要業務内容: 消費者金融業務
(株)日本総合研究所
主要業務内容: シンクタンク業務、コンサルティング業務、システム開発・情報処理業務
三井住友DSアセットマネジメント(株)
主要業務内容: 投資運用業務、投資助言・代理業務
引用:https://www.smfg.co.jp/company/groupcompanies.html
最新の決算
引用:https://www.smfg.co.jp/investor/financial/latest_statement.html
チャート分析
MARKET SPEED
最新の日足3ヶ月チャートを確認しましょう。この3ヶ月で見ると9月22日に7,849円をつけた後下落トレンドになりかけていました。
11月28日に高値で7,552円を上回ったため、下落トレンドにならず。