主に指数関連商品の短期売買している元証券マンのロキ兄さんです。本日も株式市場の動向と注目ニュースをゆる~く語っていきます。
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昨日(1/31)の米国S&Pと日経先物
ロキ兄さんは米国市場の中でS&P500が最も米国市況を代表した指数と考えています。昨日の米国S&P500指数は、58ドル高(△1.46%)の4,076ドルと堅調でした。
本日(2/1)の日経225
本日の日経平均は前日比19円高(△0.07%)の27,346円で引けました。前場では27,500円を突破しましたが、長く続かず小幅高という結果でした。
株価が上げ切らない理由については、重要イベントを控えての様子見と「節分天井・彼岸底」を意識した買い控えと考えています。
節分天井・彼岸底とは、節分の時期(2月上旬)に高値をつけて、彼岸の時期(3月中旬)に安値をつけることが多いという、投資家の間でよく言われるジンクス(アノマリー)ですが、今年はあながちジンクスではないかもしれません。
2022年の4月から東証再編により上場企業の基準が厳しくなり、上場基準に満たしていない企業は、2026年で上場廃止になります。それを避けるために投資法人の売りが期末の3月頃に入る可能性もありますので、今年はより節分天井・彼岸底が意識されるかもしれません。
ロキ兄さんが興味をもった決算発表
ロキ兄さんは以下の2社の決算に注目しました。
1社目がグリムス(3150)です。住宅用の太陽光発電を行なっている企業です。23年3月期第3四半期の経常利益は前年より15.2%増の28.8億円でした。通期計画の27.2億円をすでに上回っており、更なる業績上振れが期待されています。本日の株価はストップ高で+500円、前日比+24.84%でした。値上がり率がすごいですね。
2社目はGENKY(9267)です。GENKYは北陸を中心に活動するドラッグストアチェーンです。23年6月期第2四半期経常利益は前年より13.9%増の35.6億円に伸び、元々の1.6%減益予想から一転して増益の発表でした。本日の株価は、+580円、前日比+15.55%でした。こちらも大きく値上がりしました。
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