相場が荒れた今週、下がりにくかった株もある?

目次
相場が荒れた今週、下がりにくかった株もある?
昨日話した中東情勢悪化による2日連続の株安。リコが「うちの積立、真っ赤かも…」と証券アプリを開いたところ、意外にも下落率が小さい銘柄群があることに気づいた。
リコ
昨日の下落、半導体株はかなり下がってたのに、食品会社とか電力会社はそこまで下がってない気がする。これってたまたま?
ロキ兄
たまたまじゃないよ。それは「ディフェンシブ株」と呼ばれる銘柄群の特徴なんだ。相場が荒れる局面では、こうした銘柄に資金が向かいやすくなる。
ディフェンシブ株ってどんな銘柄?
ディフェンシブ株とは、景気や相場の変動に業績が左右されにくい業種の銘柄のこと。食品、医薬品、電力・ガスなどの生活必需サービスが代表例で、不況でも人々が使い続ける商品・サービスを扱っているのが特徴だ。
母
景気が悪くなっても、ご飯を食べるのをやめる人はいないし、電気やガスを止める人もいないでしょう?そういう「生活に欠かせないもの」を扱う企業の業績は、景気の波を受けにくいの。
グロース株との対比で見るとわかりやすい
リコ
先週勉強した「グロース株」とは真逆のイメージだね。半導体株は将来の期待で買われてるから、リスクを避けたいときは真っ先に売られちゃう。
父
その通り。地政学リスクや景気減速への警戒が強まると、投資家は値動きの荒いグロース株から、値動きが穏やかなディフェンシブ株へ資金を移す傾向がある。これを「質への逃避」と呼ぶこともあるな。
ディフェンシブ株にもデメリットはある
ロキ兄
ただし、ディフェンシブ株が万能なわけじゃない。相場が好調なときは、グロース株ほど大きく値上がりしにくいという弱点もあるんだ。
母
「守りが得意な分、攻めでは目立ちにくい」というイメージね。景気が良い時期に無理にディフェンシブ株ばかり持っていると、値上がりの恩恵を取りこぼしてしまうこともあるわ。
結局、どう付き合えばいいの?
リコ
じゃあ、荒れそうなときだけディフェンシブ株に乗り換える、みたいなことをした方がいいの?
ロキ兄
タイミングを完璧に読むのはプロでも難しい。全世界株式インデックスのような商品には、グロース株もディフェンシブ株も最初から両方含まれているから、無理に乗り換えを狙わなくても、自然とバランスが取れているんだ。
父
大事なのは、値動きの理由を知っておくこと。今週みたいに一部の銘柄だけ下げがきつい時、「ああ、グロース株だからか」と理解できれば、慌てずに済むだろう。
今日のまとめ
ディフェンシブ株は、食品・医薬品・電力といった生活必需サービスを扱い、景気や相場の変動に業績が左右されにくい銘柄群。今週の中東情勢悪化による株安でも、グロース株に比べて値動きが穏やかだったのはこの特性による。ただし相場好調時にはグロース株ほど伸びにくいという弱点もあり、無理な銘柄の乗り換えよりも、幅広い銘柄を含む商品で自然に分散しておくのが基本的な考え方になる。
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。















