「権利落ち日」、株価はどれくらい下がるものなの?

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昨日の「権利落ち日」、株価はどれくらい下がるものなの?
昨日の記事で、権利付最終日の翌日は「権利落ち日」と呼ばれ、株価が下がりやすい傾向があると説明した。リコが「どれくらい下がるものなのか、目安ってあるの?」と質問してきた。
リコ
権利落ち日は株価が下がりやすいって話だったけど、どれくらい下がるものなのか、目安みたいなものはあるの?
ロキ兄
理論上は「配当金の分だけ株価が下がる」と考えられているんだ。例えば1株あたり50円の配当が出る銘柄なら、権利落ち日には理論上、株価が50円下がる、というイメージだよ。
なぜ「配当金の分だけ下がる」の?
母
権利付最終日までに株を持っていれば配当がもらえるけど、権利落ち日以降に買った人はその配当をもらえないの。同じ会社の価値だとしても、配当を受け取れる権利があるかどうかで、理論上の株価が変わってくるというわけよ。
実際は理論通りにならないことも多い
父
ただし、これはあくまで理論値だ。実際の株価は、その日の相場全体の地合いや、企業の業績への期待、その他のニュースなど、さまざまな要因が絡み合って決まる。理論通りに配当分だけきっちり下がることは、むしろ少ないんだ。
「優待クロス」という取引手法も存在する
ロキ兄
株主優待を狙う投資家の中には、「優待クロス(つなぎ売り)」という手法を使う人もいる。権利付最終日に現物株を買うと同時に、同じ銘柄を信用取引で売っておくことで、権利落ち日の値下がりリスクを打ち消しながら優待だけを受け取ろうとする方法なんだ。
リコ
へえ、値下がりリスクを避けながら優待だけもらう方法があるんだね。私にもできそう?
初心者にはハードルが高い理由
母
優待クロスは信用取引の知識が必要だし、取引コストや在庫調整のリスクもあるから、投資初心者がいきなり手を出すのはおすすめしないわ。まずは仕組みを知っておくだけでも十分よ。
長期投資家としての向き合い方
父
俺たちのような長期の積立投資家にとっては、権利落ち日の一時的な値動きにそこまで神経質になる必要はない。むしろ「なぜこの日は値動きが独特なのか」を理解しておくことの方が大事だな。
ロキ兄
配当や優待を狙った短期的な売買は、それはそれで一つの投資スタイル。自分がどちらのスタイルを取りたいのか、家族で話し合ってみるのも面白いかもしれないね。
今日のまとめ
権利落ち日には理論上、配当金の分だけ株価が下がるとされるが、実際にはその日の相場全体の状況によって理論通りにいかないことも多い。株主優待を狙う投資家の中には「優待クロス」という手法で値下がりリスクを回避する人もいるが、初心者にはハードルが高い取引だ。長期の積立投資家にとっては、権利落ち日の値動きの背景を理解しておくだけで十分。焦って真似をする必要はない。
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。















