日経平均2日続落、中東情勢悪化で6万6000円割れ

8月18日、日経平均株価は前日比1759円52銭安(マイナス2.54%)の6万7460円73銭で終えた。翌19日も下落は止まらず、前場は下げ幅が一時2100円を超え、心理的な節目とされる6万6000円を割り込む場面もあった。リコが2日連続の大幅下落に驚いた様子で切り出した。

リコ
リコ
2日連続でこんなに下がるの、最近あまり見なかった気がする。何が起きてるの?
ロキ兄
ロキ兄
今回の主な引き金は中東情勢の悪化だよ。レバノンでの新たな戦闘や、トランプ大統領のイランを巡る発言を受けて、投資家心理が一気に冷え込んだんだ。

中東情勢悪化→原油高→リスク回避売り、という連鎖

地政学的な緊張の高まりを受けて原油相場が上昇。エネルギーコストの上昇懸念に加え、長期金利の上昇も重なり、世界的にリスク回避の売りが広がった。米国市場でもS&P500が前日比53.30ポイント安(マイナス0.69%)の7691.76ポイントと3営業日続落、ダウ工業株30種平均も116.38ドル安の5万3343.40ドルで取引を終えている。

父
地政学リスクが高まると、まず売られるのが株、逆に買われやすくなるのが原油や金といった「安全資産」だ。今回もそのセオリー通りの動きだな。

なぜ中東の出来事が日本株にまで波及するの?

リコ
リコ
中東の戦闘のニュースと、日本の株価がどうつながるのか、正直ピンとこない…
母
原油は世界中の企業のコストに直結するの。中東で緊張が高まって原油価格が上がると、エネルギーを輸入に頼る日本企業の収益悪化懸念が広がって、株が売られやすくなるのよ。
ロキ兄
ロキ兄
それに加えて、世界中の投資家が「リスクの高い資産(株)を減らして、安全な資産に逃げよう」という心理になりやすい。日本株もその流れに巻き込まれる形だね。

長期金利の上昇も重荷に

父
今回は原油高だけでなく、長期金利の上昇も株売りの材料になっている。金利が上がると、将来の利益を織り込んで株価が形成されているグロース株ほど売られやすいという話は、以前もしたな。
リコ
リコ
あ、先週勉強した「グロース株は金利に敏感」ってやつだ!半導体・AI関連株も今回は下げがきつそう。

こういう時、積立投資家はどう受け止める?

母
地政学リスクは予測が難しい分、いつ収まるかも読みにくいの。だからこそ、こういう時こそ普段の積立ペースを崩さないことが大切よ。
ロキ兄
ロキ兄
短期的な下落は長期の積立投資では珍しくない。今回のニュースも「なぜ下がったか」を理解する材料として受け止めつつ、慌てて売却するような判断は避けたいところだね。
父
むしろ状況が落ち着いてきたタイミングで、下がった局面をどう見るか家族で話し合うのもいいと思うぞ。

今日のまとめ

レバノンでの新たな戦闘やイランを巡る発言をきっかけに中東情勢が悪化し、原油高と長期金利上昇が重なって、日経平均は2日連続の大幅下落となった。米国市場でも主要指数が続落するなど、世界的にリスク回避の動きが広がっている。地政学リスクは先行きが読みにくいテーマだからこそ、日々の値動きに一喜一憂せず、積立のペースを保つことが基本の対応になる。

ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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