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【ロキ兄経済】3月16日、世界が注目するクレディスイスって?わかりやすくまとめたよ!

ロキ兄
ロキ兄
こんばんは、ロキ兄さんです。

本日も株式市場の動向と注目ニュースをゆる~く語っていきます。

本日(3/16)の日経225

本日の日経平均株価は、前日比-218円(-0.80%)の27,010円という結果でした。

今日は前日比432円安と大幅反落してスタートしました。

欧米での金融システム不安が再燃したことで投資家心理が悪化しリスク回避の売りが広がり、銀行や証券、保険などの金融セクターを中心に幅広い銘柄が値下がりしました。

父
クレディ・スイスの影響だね

 

ただ午前中には、クレディ・スイスがスイス国立銀行(中央銀行)から最大500億スイスフラン(約7兆円)を借り入れる措置について発表しました。

それを受けて日経平均の下落はやや収まり、2万7000円を回復することも。後場にかけても2万7000円近辺で底堅い推移となりました。

 

節目の2万7000円を下回る水準では値ごろ感から買いを入れる動きもあるようです。

最終的には、1%いかない程度のやや下落で2万7000円を割らないという結果で終了しました。

ロキ兄
ロキ兄
先物の時は下がると思ってたけど…安心するの早くない?

 

ロキ兄さんが興味をもった銘柄

クレディ・スイス(CS)

クレディ・スイス(CS)はスイスのチューリッヒに本社を置く、商業銀行と投資銀行を融合させた世界最大規模の金融巨大企業です。

グローバルに大規模な事業展開をする欧州系投資銀行の一角を成しています。

 

クレディ・スイスは、スイスの企業家であり政治家でもあったアルフレッド・エッシャーによって1856年に設立されました。

アルフレッド・エッシャーは、その地理的背景から、スイスがヨーロッパで経済的、文化的に孤立することを避けるために、アルプスを横断する鉄道網の整備を、不屈の精神と実行力で実現させた人物です。

この鉄道建設事業の資金調達を目的として設立されたのが、クレディ・スイス銀行の前身、スイス信用銀行でした。

クレディ・スイスの誕生は、産業化の波が訪れつつあったスイスにおいて、まさに時代の要請に応えるものでした。

リコ
リコ
国を守るためにがんばったすごい人なんだね!

 

クレディ・スイスは、創立以来160余年におよぶ歴史を通じて、バンキング業務におけるあらゆる実績とノウハウを培ってきました。

世界中に拡大を続け、世界50ヶ国以上で業務を展開し、150以上の国籍におよぶ約50,000人の従業員(2021年末)の従業員を有する巨大企業です。

 

そんなクレディ・スイスですが「破綻するんじゃないか…?」とネット上だけでなく、著名人などにも噂されています。

Bloomberg

直近では、「クレディ・スイスが大き過ぎて救済できない可能性がある」と著名エコノミストのヌリエル・ルービニ氏は警告していると報じられました。

母
ロバートキヨサキさんも言ってたね

 

なぜこんなにもクレディ・スイスが危機に陥っているのでしょうか?

世界の富裕層のための銀行としてのスイス銀行業界の役割は、組織としての思慮深さや地味な信頼性の上に築かれたものです。

その中で、なぜかクレディ・スイスが世界中で話題になっています。

実はSVB(シリコンバレーバンク)の破綻前から、企業の信用が危ぶまれていました。

 

クレディ・スイスでは近年、ブルガリアの麻薬組織によるマネーロンダリング(資金洗浄)を阻止できなかったとして有罪判決を受けました。

スイスの大手銀行が刑事犯罪で有罪判決を受けたのは同国史上初めてでした。

また、元従業員に対してスパイを疑い探偵をつけていたスパイ・スキャンダル。顧客データのメディアへの大量リークなど不祥事が相次いでいました。

 

それにより、今回の銀行破綻の前から株価が下落していました。

2022年初頭に10ドルだった株価は、2023年の2月には3ドル台に下落していました。

悪いことは続き、1月にウルリッヒ・ケルナー最高経営責任者(CEO)は「1月には預金が純流入(プラス)になった」と発表しました。

しかしクレディ・スイスは年次報告書について米証券取引委員会(SEC)に問いただされ、3月9日に予定していた同報告書の公表を延期。

公表する前に今回の銀行破綻が起こり、世界中の銀行株が下落。

クレディ・スイスは更なる窮地に立たされました。

Yahoo!ファイナンス

そんなクレディ・スイス(CS)の昨日の株価は前日比-0.35ドル (-13.94%)

現在値2.16ドルと更に下落という結果に(米国市場)。

株価としては、今回の騒動が落ち着くまでは下がるのではないかと思います。

 

ではクレディ・スイスが破綻するのか?

ということに関しては、さすがに破綻まではいかないと考えています。

クレディ・スイスは今回の米国利上げによる債券のマイナスがあっても、手元の資金(約5700億ドル)があり流動性は潤沢です。

不祥事の際にさらなる預金引き揚げに対しての準備をしているはずです。

スイス国立銀行から最大500億スイス・フラン(約7兆1500億円)を借り入れる計画も発表しています。

破綻した際の世界的影響が大きすぎて、破綻させないようにまわりが動くと考えています。

 

ロキ兄
ロキ兄
破綻はないけど株価のマイナスはあるんじゃないかな~(個人的な考察)

クレディ・スイスが大丈夫だとしても、今後も米国の中小銀行の破綻には警戒していきます。

 

ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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