お金のびっくり都市伝説

今週は月曜から金曜まで値上げ・インフレ・NISA・半導体急落と、ちょっとハードな話題が続いた。今日の日曜日は頭を休めて、家族でワイワイ楽しめるお金の雑学コーナーをお届けしよう。「ホント?ウソ?」で楽しみながら、意外と知らないお金の秘密が見えてくるはずだ。

リコ
リコ
今日はクイズっぽい感じで楽しそう!わたし、自信あるよ〜!
父
ふふ、30年以上お金と付き合ってきた私でも、知らないことがあるかもしれないな。
ロキ兄
ロキ兄
じゃあいくよ!全5問、「ホント?ウソ?」で答えてみてね!

第1問:「1円玉を作るのには、1円以上かかる」…ホント?ウソ?

リコ
リコ
えっ、それホントなの? 1円玉を作るのに1円以上かかったら、作れば作るほど損じゃない?

**答え:ホント!**

1円玉はアルミニウム100%でできており、原材料費・製造コスト・輸送費などを含めると、1枚あたりの製造コストは約3〜4円と言われている。つまり1円玉を1枚作るたびに、2〜3円の「赤字」が生まれている計算だ。

母
じゃあなぜ作り続けるのかというと、「少額のやり取りができる社会の利便性」を維持するためよ。自動販売機や公共料金の端数処理など、1円玉がないと困る場面はまだまだ多いから、国が赤字を承知で発行しているの。
父
ちなみに最も製造コストが安いのは500円玉と言われている。高額硬貨ほど1枚あたりの材料費の割合が小さくなるからだよ。

第2問:「お札を洗濯してしまっても、使える」…ホント?ウソ?

リコ
リコ
あっ、これ前にやっちゃったことある! ポケットに入れたまま洗濯して、びしょびしょになったんだけど、乾かしたら普通に使えたんだよね。

**答え:ホント!(ただし条件あり)**

日本銀行券(紙幣)は「紙」と書いてあるが、実際には綿や麻を原料とした「特殊な繊維素材」でできている。そのため水に濡れても破れにくく、乾かせば基本的に使用可能だ。

ロキ兄
ロキ兄
ただし破れたり一部が欠けたりした場合は、日本銀行の本支店や市中の銀行で交換してもらえるんだ。残存面積が3分の2以上あれば全額、5分の2以上3分の2未満なら半額で交換できるよ。
母
ちなみに新しいお札(2024年発行)からはホログラムなどの高度な偽造防止技術がさらに強化されているの。水に濡れてもその機能は維持されるように設計されているわよ。

第3問:「5円玉と50円玉に穴が開いているのは、偽造防止のため」…ホント?ウソ?

リコ
リコ
ずっとそう思ってた! 穴が開いてると偽造しにくそうだもん。

**答え:ウソ!**

実は穴(孔)の目的は偽造防止ではなく、主に「視覚障がい者が触って区別できるようにするため」と「製造コストの削減」だ。金属を抜いた分だけ材料費が減るうえ、触っただけで他の硬貨と区別しやすくなる。

父
さらに言うと、5円玉と50円玉の穴のサイズは意図的に変えてあるんだ。5円玉の穴は直径約5mm、50円玉は約4mmと、50円玉の方が小さい。額面が大きい方が穴が小さいというのも、触って区別しやすくする工夫の一つだよ。
ロキ兄
ロキ兄
ちなみに1円玉・10円玉・100円玉・500円玉に穴がないのは、製造技術や素材・デザインの都合によるもの。穴があった方が良いかどうかは硬貨ごとに判断されているんだよ。

第4問:「世界で最もよく使われている通貨は米ドルで、円は10位以内にも入っていない」…ホント?ウソ?

リコ
リコ
さすがにそれはウソじゃないかな… 円って、世界でもよく取引されてると思うけど?

**答え:ウソ!(円は世界第3位の取引通貨)**

国際決済銀行(BIS)が3年ごとに発表する外国為替市場の調査によると、取引量ランキングは米ドル(約88%)、ユーロ(約31%)、円(約17%)の順で、円は堂々の世界第3位だ(取引は売りと買いで1回ずつカウントされるため合計は200%になる)。

母
円は「安全資産」として世界中の投資家から信頼されているの。世界経済が不安定になると「円が買われる」のは、この信頼の表れよ。今年みたいに中東情勢が荒れると円高になりやすいのも、そういう理由なの。
父
ちなみに4位はイギリスポンド、5位は中国人民元だ。人民元はここ10年で急速に順位を上げてきており、日本円との差が縮まってきている点も注目ポイントだよ。

第5問:「日本の紙幣(お札)には、肉眼では見えない隠し文字が印刷されている」…ホント?ウソ?

リコ
リコ
えっ!それホントなの? 見えない文字って、スパイ映画みたい(笑)。

**答え:ホント!**

日本の紙幣には「マイクロ文字」と呼ばれる、肉眼では読み取れないほど極小の文字が印刷されている。通常のコピー機やスキャナーでは再現できず、偽造防止の役割を果たしている。また、紙幣を傾けると浮かび上がる「パールインキ」や、特殊な光(紫外線)を当てると光る「蛍光インキ」なども使われている。

ロキ兄
ロキ兄
2024年に発行された新しい一万円札には、3Dホログラムで人物の顔が立体的に見える「3Dホログラム」が初めて採用されたんだ。紙幣を傾けると渋沢栄一の顔がぐるっと回転して見えるのは、これを使っているからだよ。
母
今日使ったお札を光に透かしたり、傾けたりして観察してみると、普段気づかない発見があるわよ。子どもと一緒にやってみると、それだけで立派な理科×社会の体験学習になるわね!

今日のまとめ:お金は「使うもの」だけじゃなく「知るもの」でもある

今日の5問、何問正解できただろうか。

ロキ兄
ロキ兄
おさらいするよ。①1円玉の製造コストは約3〜4円で赤字。②お札は洗濯しても基本的に使える(繊維素材のため)。③5円玉・50円玉の穴は偽造防止ではなく触覚識別とコスト削減のため。④円は世界第3位の取引通貨。⑤日本のお札にはマイクロ文字・3Dホログラムなど高度な偽造防止技術が隠されている——だったよ。
リコ
リコ
5問全部ホントかウソか間違えた気がする…! お金って毎日触ってるのに、こんなに知らないことがあるんだね。
父
お金は「使い方を知ること」だけじゃなく「お金そのものを知ること」も、立派な金融教育だよ。今日みたいに家族でワイワイ話す時間が、一番の学びになるんだ。
母
来週もまた面白いネタを持ってくるわね。今週も「えすふぁみ」を読んでくれてありがとう!
ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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