先週は「史上最大の急騰」で盛り上がったえすふぁみ家。 ところが今週は一転、日経平均が前週末比1,304円安で終了。「あれ、また下がった…」と感じた方も多いのではないでしょうか。でも今週のえすふぁみ家は、不思議と誰も慌てていませんでした。なぜか。その理由を日曜の家族会議でまとめます。
目次
今週の相場まとめ
日経平均が2週ぶりに反落・1,304円安
今週(5月12日〜15日)の日経平均株価は、週末終値で6万1,409円。前週末比1,304円安(▲2.08%)と、2週ぶりの反落となりました。
特に週末15日(金)は前日比1,244円安の大幅続落。前日の米国株高を受けて朝方は500円超の上昇でスタートしたものの、国内長期金利が29年ぶりの高水準をマークしたことを嫌気して急速に失速。AI・半導体関連株の割高感が意識され、売りが膨らみました。
下落の主な原因は「金利上昇」
今週の下落を引っ張ったのは、大きく2つの要因です。
- 🏦 国内長期金利が29年ぶり高水準に上昇:金利が上がると、将来の利益を現在の価値に換算する「割引率」が高くなるため、特に高PERのAI・グロース株の評価が下がりやすい
- 🛢️ 中東情勢の長期化懸念:停戦合意への期待が後退し、原油高・インフレ加速への懸念が再燃。「金利高止まり」のシナリオが強まった
「急騰の次に急落」は想定内だった
実際、今週の日経平均の動きを振り返ると、先週比で下がったとはいえ6万1,000円台はしっかりキープ。先週の急騰前(先々週末)の水準と比べると、まだ大幅に高い位置にあります。「山の頂上から少し降りた」だけで、山を下りきったわけではありません。
今週えすふぁみ家が「動揺しなかった」3つの理由
理由①:下落の「原因」がわかっていたから
「なぜ下がったかわからない」ときに人は一番不安になります。今週は「金利上昇がグロース株の割高感を誘った」という明確な理由があった。原因がわかると、「じゃあ金利が落ち着けば戻りやすい」という見通しも立てられます。理由のわかる下落は、理由のわからない下落より恐ろしくありません。
理由②:「積立設定」という仕組みに守られていたから
つみたてNISAで毎月自動積立をしている人は、今週の下落局面で「自動的に安く買えた」状態です。手動で何かをする必要はありません。仕組みが感情の代わりに動いてくれるから、慌てなくて済むのです。
理由③:今週1週間で「お金の知識」が増えたから
今週えすふぁみ家では、為替介入・決算の読み方・高配当株の選び方・子どもへのお金の教え方まで、たくさんのことを学びました。知識が増えると、同じ下落ニュースを見ても「これはこういう仕組みで起きている」と落ち着いて受け取れるようになります。勉強は、相場の波から自分を守る「護身術」でもあるのです。
来週注目のポイント
- 📈 国内長期金利の動向:29年ぶり高水準から落ち着くかどうかが、AI・半導体株の反発のカギ
- 🌍 中東情勢の続報:原油価格・インフレへの影響を引き続き注視
- 💴 日銀の次回会合への思惑:利上げ観測が強まるか、政策据え置きか
- 📊 決算シーズンの後半戦:小売・食品など内需系企業の発表に注目
- 🔍 米国経済指標:インフレ・雇用データがFRBの利下げ観測に影響
今週のまとめ
- 今週の日経平均は6万1,409円で終了。前週末比1,304円安と2週ぶりに反落
- 下落の主因は「国内長期金利29年ぶり高水準」と「中東情勢長期化懸念の再燃」
- 急落でも動揺しなかった理由は①原因がわかっていた②積立の仕組みに守られていた③知識が増えたことで冷静に見られた
- 6万1,000円台はキープ。長期トレンドは崩れておらず「高値圏での一服」
- 来週の注目は国内長期金利・中東情勢・日銀会合への思惑・決算後半戦
















