今夜発表の「米CPI」、なんで日本のニュースでも大騒ぎなの?

8月12日、7月分のアメリカの消費者物価指数(CPI)が発表される。リコがテレビの経済ニュースで「本日夜、米CPI発表」というテロップを見て、素朴な疑問を口にした。

リコ
リコ
アメリカの物価の話なのに、なんで日本のニュースでもこんなに大きく扱われてるの?
ロキ兄
ロキ兄
CPIはアメリカの金融政策を左右する超重要指標だからだよ。この数字ひとつで、株式・為替・債券まで幅広く動くんだ。

CPIって、そもそも何を測っているの?

CPI(Consumer Price Index/消費者物価指数)は、食料品や住居費、エネルギーなど、消費者が実際に購入する商品・サービスの価格をまとめて指数化したもの。前年同月比でどれだけ物価が上昇・下落したかを示す。

母
家計簿でいうと、アメリカの「平均的な家庭の買い物カゴ」がどれだけ値上がりしたかを毎月測っているようなイメージね。

CPIが高いと何が起こるの?

リコ
リコ
物価が上がってるってことは、景気がいいってこと?それとも悪いこと?
父
一概には言えないが、CPIが市場予想より高いと「インフレが収まっていない」と受け止められて、利下げが遠のくとの見方が強まりやすい。逆に予想より低ければ、利下げ期待が高まって株価が上がりやすくなる。

なぜ日本の株や為替まで動くの?

ロキ兄
ロキ兄
CPIの結果次第でアメリカの金利見通しが変わると、日米の金利差も変わる。金利差は為替レートに直結するから、ドル円が動いて、それが日本株の輸出関連銘柄にも波及するんだ。
母
今のドル円は約40年ぶりの高値圏で推移していて、その大きな要因が日米の金利差なの。CPIはその金利差の先行きを占う材料として、市場が特に注目しているのよ。

先週の協調介入とのつながり

父
先週学んだ協調介入も、根っこにあるのはこの日米金利差の問題だ。CPIの結果次第で金利差が広がれば円安圧力が強まるし、縮まれば円高が進みやすくなる。先週のニュースと今日のCPIは地続きの話なんだ。
リコ
リコ
なるほど、点と点だと思ってたニュースが、実はひとつの線でつながってるんだね。

家計にとってはどんな意味がある?

母
CPIの結果でドル円が動けば、輸入品の価格や海外旅行の費用感にも影響が出るわ。海外ETFや外貨建て資産を持っている人は、値動きの背景として押さえておきたい指標ね。
ロキ兄
ロキ兄
毎月のCPI発表日をカレンダーに入れておくだけでも、「なぜ今日は株が動いたのか」が分かりやすくなるよ。

今日のまとめ

米CPIは、アメリカの物価動向だけでなく、金利見通し・日米金利差・ドル円相場・日本株まで連鎖的に動かす起点になる指標だ。先週の協調介入の背景にあった日米金利差の問題ともつながっており、単発のニュースではなく一連の流れとして捉えると理解が深まる。次にCPI発表のニュースを見たときは、「金利差→為替→株価」という連鎖を思い出してみたい。

ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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