原油急落とAI期待で米国株が大幅高

9月21日は国内市場が敬老の日で休場だったが、その間にアメリカ市場では大きな動きがあった。ダウ工業株30種平均は366ドル19セント高の5万2048ドル83セント、ナスダック総合指数は599ドル55セント高の2万7122ドル09セントと、そろって大幅高で取引を終えている。リコが「お休みの日にこんなに動いてたんだね」と驚いた様子だった。

リコ
リコ
日本がお休みの間に、アメリカの株がすごく上がってたんだね!何があったの?
ロキ兄
ロキ兄
大きな要因は原油価格の急落だよ。NY原油先物は前営業日比3ドル64セント安(マイナス3.81%)の92ドル02セントまで下落したんだ。あわせてAI関連株への期待も相場を押し上げたんだよ。

原油安が株高につながる理由、おさらい

以前学んだ通り、原油高はエネルギーコストの上昇を通じて企業収益の悪化懸念につながり、株安の材料になりやすい。逆に今回のような原油安は、その逆の効果として株式市場への追い風になる。

母
中東情勢の悪化から始まった原油高の話を、何度も家族会議で取り上げてきたわね。ここにきて原油価格が下がってきたのは、良い流れの変化と言えそうよ。

「エージェント型AI」がCPU需要を押し上げる?

父
もう一つの材料が、エージェント型AIの普及がCPU需要を拡大させるとの見方だ。人間の指示を受けて自律的にタスクをこなすAIが広がるほど、それを動かす半導体の需要も増えるという期待から、情報技術セクターを中心に買いが集まったんだ。
リコ
リコ
先週勉強した「半導体は金利に敏感」って話とはまた別に、AIの新しい使われ方への期待でも株価が動くんだね。

日本市場にも波及の兆し

日本時間22日早朝に終えた大阪取引所の夜間取引では、日経平均先物12月物が前週末の清算値と比べ1280円高い6万6380円で引けている。

ロキ兄
ロキ兄
あくまで夜間取引の先物価格であって、これから始まる現物市場の取引結果とは違うものだけど、米国株高の流れを受けて、日本株にも上昇圧力がかかりそうな気配が出ているね。

先物と現物の違い、覚えておきたいポイント

母
先物価格はあくまで「将来の値段」を売買する市場での数字。実際の取引が始まってからどう動くかは、その時点でのニュースや投資家心理によって変わることもあるから、参考程度に見ておくのがいいわね。

今日のまとめ

敬老の日で国内市場が休場だった間に、原油急落とAI関連株への期待を背景に米国株は大幅高となった。これまで学んできた「原油高→株安」の逆パターンである「原油安→株高」の動きが実際に見られたほか、エージェント型AIの普及によるCPU需要拡大という新しい材料も相場を押し上げた。日経平均先物も大幅高で推移しており、日本市場への波及にも注目していきたい。

ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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