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日本製紙業界のトップランナー!王子ホールディングス(3861)【ロキ兄/注目銘柄】

ロキ兄
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こんばんは、ロキ兄さんです。

本日も注目銘柄をゆる~く語っていきます。

注目銘柄!王子ホールディングス(3861)

概要

王子ホールディングス株式会社は、王子製紙などを傘下に持つ王子グループの持株会社であり、日本国内の製紙業界において最大手としての地位を確立しています。

紙パルプ業界において日本国内では首位、世界では第4位の規模を持っています。

今回は、王子ホールディングスの歴史と事業内容、決算情報やチャート分析をご紹介します。

王子ホールディングスの歴史

1949年、日本経済の再建の中で、王子製紙(初代)は過度経済力集中排除法によって解体されました。その後、初代王子製紙の後継企業として、苫小牧製紙として設立されました。初代王子製紙の運営していた苫小牧工場は、この新会社の拠点となりました。

ロキ兄
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王子製紙も渋沢栄一氏によって創業されたんだよ

会社を拡大していく中で愛知県春日井市に新工場を建設し、春日井工場としての操業を開始しました。新工場では包装用紙から印刷用紙へと生産ラインが拡大し、1962年には塗工紙部門にも進出しました。その後、業務提携を模索し、北日本製紙との提携を経て合併へと進み、また日本パルプ工業との合併も実現しました。

1984年、王子製紙は東洋パルプに資本参加し、その再建に取り組みました。その後、経営強化のため、東洋パルプとの合併が実現しました。この合併により、呉工場が加わり、工場数は計6つに増加しました。

 

1993年には、製紙業界の第8位に位置する神崎製紙と合併しました。神崎製紙は、王子製紙から独立した経緯を持つ会社で、高付加価値な製品を提供していました。その3年後、1996年には業界第3位の本州製紙と合併を果たしました。この合併によって、新王子製紙が主力とする洋紙と、本州製紙が主力とする板紙の需要変動のリスクが分散されることに加えて、国際競争力の強化や取引価格交渉力の強化が見込まれました。この合併に伴い、再び社名を「王子製紙株式会社(3代目)」に変更し、日本製紙をも上回る業界トップの地位を取り戻しました。

2011年、王子製紙は事業の効率化を図るため、純粋持株会社制への移行を発表しました。これにより、各事業部門の権限と責任が明確になり、意思決定が迅速化されることを狙いとしていました。

それに伴い、事業子会社への事業の移管も行われ、板紙・家庭用紙・特殊紙などの部門を王子板紙(のちに王子マテリア)に移管し、新聞用紙や印刷・情報用紙部門を王子製紙本体(4代目)で取り扱う体制となりました。

こういった組織の再編を通じて、王子製紙は競争力を高め、事業の成長を促進する方向へ舵を切り現在も世界シェア上位の企業として成長を続けています。

 

事業内容

王子ホールディングスは、日本国内における洋紙生産のパイオニアとして、その高度な技術と品質で知られてきました。しかし、現在ではその事業分野は製紙に限らず、多岐にわたって展開されています。これらの事業分野は以下の5つのカンパニーに分類されます。

1. 産業資材・生活消費財ビジネス

このカンパニーは、日々の生活に欠かせない製品を提供しています。ティシュペーパーや紙おむつなどの生活消費財から、段ボールや紙袋といったパッケージング関連の製品まで幅広いラインナップを展開しています。これらの製品は、私たちの生活を支える一部として、高品質なものが求められています。

2. 機能材ビジネス

このビジネスでは、機能材を中心に取り扱っています。感熱紙やラベルなどの粘着製品や、多様な素材を使用したフィルム製品、特殊紙などが含まれます。これらの製品は、幅広い産業分野で使用され、機能性や耐久性を追求した製品づくりが行われています。

3. 資源環境ビジネス

このビジネスは、資源の有効活用と環境に配慮した事業を展開しています。製紙原料であるパルプや電力、木材製品など、木材資源を活かした多岐にわたる事業が含まれます。持続可能なビジネスモデルの構築を通じて、地球環境の保護に貢献しています。

4. 印刷情報メディアビジネス

このビジネスでは、新聞、雑誌、書籍などの印刷物に使用される用紙を提供しています。印刷文化に関わる「紙」を中心に取り扱い、印刷業界の発展を支えています。高品質な用紙が、情報伝達の重要な役割を果たしています。

5. コーポレートマネジメントグループ・シェアードサービス会社

このグループは、王子ホールディングス全体の総合力を支えるための機能を担当しています。各事業カンパニーと連携し、戦略の策定や組織の最適化、シェアードサービスの提供などを行っています。これにより、王子グループ全体の効率化と成長を推進しています。

王子ホールディングスは、これらの事業体制を通じて、多様な分野での事業展開と、持続可能な社会への貢献を目指しています。

 

最新の決算

王子HDは8月7日に第1四半期決算を発表しました。

『王子ホールディングスは、長期ビジョン「成長から進化へ」をグループの基本方針とし、環境問題への取り組み、収益向上、製品開発を推進しています。このビジョンに基づき、2022年度から2024年度を対象とする中期経営計画において、連結営業利益1,500億円以上の達成と連結純利益1,000億円以上の安定的な継続を目指しています。

価格修正やコストダウンなどの取り組みにより、営業利益は前年同四半期を上回り、218億円となりました。これにより収益の向上を図り、持続的な成長に寄与しています。経常利益は外貨建債権債務の評価替えによる影響もあり、前年同四半期に比べて減少しましたが、収益向上に向けた努力は続けられています。』

売上高:4,203億円 (+5.3%)

営業利益:2,177億円 (+39.8%)

経常利益:2,894億円(-12.3%)

純利益:1,759億円 (-24.4%)

また、今後の見通しについては、以下のようになっています。

売上高が約+5.5%、営業利益が約+17.9%、経常利益が約+5.3%、純利益が約+15.1%を見込んでいます。

ロキ兄
ロキ兄
段ボールや印刷・情報用紙の全体的な価格上昇によって利益を上げているね

チャート分析

MARKET SPEED

週足10年チャートを確認すると、下は360円から上は860円の範囲で推移しています。

そこまで値幅が大きくなく安定している銘柄です。

2021年から緩やかな下落トレンドとなっていましたが、直近では株価が上昇し633円を超えればトレンド転換になります。

 

テクニカル指標で見るとRSIはやや高め、ボリンジャーバンドはかなり高めを示しています。

ストキャスは高い値でゴールデンクロスを形成。

パラボリックは8月頭から上昇トレンドを示しています。

一目均衡表の雲を突破したので今から跳ねる可能性が!633円を一度超えると上昇しやすいかもといったところです。

ロキ兄
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PER、PBRともにかなり割安なので注目したい銘柄かな

 

ロキ兄
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※投資は自己責任でお願いします。

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