円安って結局ウチに関係あるの?
こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ!
スーパーでのお菓子の値段をきっかけに、えすふぁみ家に「円安ってなに?」という、ちょっとマジメな話題が降ってきました。
前回のお話!

そもそも「円安」ってどういうこと?
まずは基本のキから整理してみましょう。
円安=外国の通貨に対して円の価値が下がること
たとえば、1ドル=100円だったのが、1ドル=150円になったら「円安」です。
これはつまり、「同じ1ドルのものを買うために、もっとたくさんの円が必要になる」状態です。
ニュースでは「企業の決算が~」「為替介入が~」と難しい話も多いけれど、
家庭目線でいうと、円安が進むとこんなことが起こります。
輸入品が高くなる
→ ガソリン・小麦・食用油・衣類など、海外から仕入れるモノの価格が上がる
食料品や日用品の値上がり
→ スーパーの商品がじわじわ値上がる(“ステルス値上げ”も含む)
海外旅行・輸入サービスが高くなる
→ 航空券や現地滞在費が割高に。NetflixやApple製品も値上げの一因に。
なぜ最近、円安が続いていたの?
ここで、ちょっとマジメな経済の話です。
現在の円安は、主に以下の理由によるものです。
日本の金利が低いまま
→ アメリカや他国は金利を上げてるのに、日本はほぼ据え置き。
投資マネーが円を売ってドルを買っている
→ 「ドル持ってた方が儲かるじゃん」と思われがち=円売り加速。
貿易赤字が続いている
→ 輸入の方が多いため、円が海外に流れ続けている。
じゃあ、円安で“得”することってあるの?
実は、全部が悪いことというわけではありません。
輸出企業は利益が出やすい
→ トヨタや任天堂など「海外で売ってる企業」は、円安で売上UPしやすい。
日本に来る外国人観光客が増える
→ インバウンド需要で、飲食・観光・ホテルなどは活況。
外貨建て資産を持っていれば円換算で増える
→ ドル建ての投資信託・海外株などを持っている人は恩恵を受ける場合も。
えすふぁみ的・“円安”への家庭対策3選をご紹介します。
① 「無理のない節約」を見直す
→食材のストックや代替品の活用で“輸入依存”を減らす発想を
② 「投資で外貨建て比率」を考える
外国株・外貨建て投信・ドル資産などで一部ヘッジする視点を持つ
③ 「為替ニュースに興味を持つ」
→ 子どもとも“1ドル=●円”を話題に。生活とのつながりを実感させる教育にもとてもいいですね!
まとめ:「円安」は“遠くて近いお金の話”
円安というと“企業や政府の話”に聞こえがちですが、実際には
スーパーの食材
外食の値段
投資のリターン
将来の年金や収支構造
など、家計にじわじわ効いてくる身近な現象です。
えすふぁみ家では、最近はリコと一緒に「1ドルって何円?」とスマホで為替レートを見るのが日課になりました。
あなたの家では、“円安”の影響、感じていますか?
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