本日も株式市場の動向と注目ニュースをゆる～く語っていきます。
目次
本日（3/22）の日経225
本日の日経平均株価は、前日比+520円(+1.93％)の27,466円という結果でした。
今日は352円高でスタートしました。
欧米の金融不安が和らぎ前日の米国株が上昇した流れを受けて、日本株市場でも幅広く買いが先行しました。
欧米の金融不安に関しては、米国・スイスそれぞれの動きが早く少し楽観的な雰囲気が。
本日は大幅上昇しましたが、今後も日本株の上昇が続くはまだわからないところです。米国の金融政策や銀行破綻に関する続報を待っている状態です。
3月23日、日本時間午前3時に米国の連邦公開市場委員会（FOMC）の結果が公表、午前3時半からパウエルFRB議長の会見があるのでそれを確認してから動く投資家も多いと思います。
最終的には2％近く上昇し、500円以上戻して終了しました。
ロキ兄さんが興味をもった銘柄
JNSホールディングス(3627)
JNSホールディングス(3627)は、インターネットに関わる、システム開発、アプリケーション開発、クラウドなどの事業を行う日本の企業です。
2004年にプライムワークスという社名で設立し、アニメの3DCGやプロジェクションマッピングパチンコ遊技機の映像制作などを行なっています。
アプリ開発に強い企業で、知育アプリの【クレヨンしんちゃん お手伝い大作戦】や歩数計アプリ【RenoBody(リノボディ)】などがあります。
2022年には【RenoBody】アプリ利用者70万人、ウォーキングイベントサービスの導入社数が400を突破。「健康経営優良法人2022」における100社超の認定取得を支援しています。
22日にJNSホールディングスの子会社であるネオス株式会社はOpenAI社が展開するChatGPTの活用により、企業のデジタル化やビジネスの場面で新たな価値創出を支援する、「ChatGPT活用ソリューション」の提供を開始すると発表。
内容としては、
①ChatGPTをより効果的に活用するためのコンサルティングから開発・環境構築を提供
②ビジネス用チャットボットである【OfficeBot】にChatGPTを連携
するとのことです。
正直発表としては、革新的なものがあるわけでもないですし企業向けにChatGPT活用のコンサルやるよ！というだけな気もしています。
それでも、この発表の後株価は急騰しました。それだけAI市場への投資家の期待が高いということです。
最新の調査によると人工知能（AI）の世界市場規模は、2022年で869億ドル(約11兆円)、2027年に4070億ドル(約53兆円)まで拡大する見込みです。市場の平均年成長率は36.2%と恐ろしいほどの拡大を想定しています。
MARKET SPEED
発表を受けてJNSホールディングス(3627)の本日の株価は前日比+80円 (+25.08%)
現在値399円とストップ高に。
ChatGPTというワードだけで上がっているようです。
JNSホールディングスの決算を確認しても、そこまで業績がいいとも言えない（やや減益傾向）ものです。
ChatGPTに関してもプライベートで無料で使えるところが人気で、ビジネスシーンで活用するかと疑問を感じています。
そもそもChatGPTにどういう活用をすればいいか聞けばいいので、コンサルもいるか？と思います。
ロキ兄さんが興味をもったニュース
プーチン大統領、習主席提示の「和平」案を称賛－中ロ関係強化を約束(ブルームバーグ)
ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が2日間にわたり会談し、中国との関係をより緊密にすることを約束し、中国が提示したウクライナでの戦争終結を目指す案を称賛しました。
プーチン大統領は中国の和平案を称賛し、解決策の基礎として取り入れることが可能だと述べ、習氏は中ロ両国の緊密な関係をアピールし、ロシアを強力に支援していくことを示唆しました。
習氏は年内の中国訪問を招請し、ロシア政府当局者はその可能性はあると述べました。両氏は責任ある対話こそがウクライナ危機への解決策だとの見解で一致しました。
米国や欧州が金融危機にある中での、この２国間の協力表明はどういうことなのでしょうか？
今ならあまり構ってられないと考えているのか、欧米側に戦争への口火を切らせたいのか
どちらにしろ国際情勢の緊張感はまだまだ続くようです。
頭の片隅に入れてゆるーく投資していきましょう。
