決算はなぜ「取引のあと」に出る?「時間外取引」と夜間取引「PTS」ってなに?

昨日のニュース深掘りでは、アルファベットとマイクロソフトの決算を取り上げました。ニュースでは「アルファベット、時間外取引で一時9%安」「マイクロソフトは時間外で一時5%高」と伝えられていました。
ここで気になるのが、「時間外取引」という言葉です。株の取引所には営業時間があるはずなのに、なぜ時間外でも株価が動くのでしょうか。そして、なぜ大きな会社の決算は、取引が終わったあとに発表されることが多いのでしょうか。今日の投資豆知識は、「時間外取引」と、日本の夜間取引「PTS」について家族で学びました。
目次
今日の投資豆知識|決算はなぜ「取引のあと」に出る?「時間外取引」と夜間取引「PTS」ってなに?
東京証券取引所の取引時間
・前場(ぜんば):9時00分〜11時30分
・後場(ごば):12時30分〜15時30分
東証の取引の終わりは、2024年11月から30分延びて、15時30分になりました。
決算はなぜ「取引が終わったあと」に出るの?
「時間外取引」ってなに?
アメリカでは、通常の取引時間の前後にも売り買いができる「時間外取引」があります。決算が取引のあとに発表されると、その内容を受けて、時間外取引で株価が大きく動くことがあります。
日本にもある夜間取引「PTS」
日本では、証券取引所とは別の「PTS(私設取引システム)」という場所で、東証の取引時間外にも株の売り買いができます。たとえばSBI PTSの場合、取引時間は次のとおりです。
・デイタイムセッション:8時20分〜16時00分
・ナイトタイムセッション:17時00分〜23時59分
(取引時間や取り扱い銘柄は変わることがあるので、利用する証券会社の最新の案内で確認しましょう)
PTSや時間外取引の注意点
1. 参加者が少ない:東証に比べて取引する人が少ないため、希望の値段で売り買いできないことがある
2. 値動きが荒くなりやすい:少ない注文で値段が大きく動くことがある
3. 取り扱い銘柄が限られる:すべての株が取引できるわけではない
4. 夜の値段が、翌日の東証の値段と同じになるとは限らない
今日のまとめ
大きな会社の決算は、取引が終わったあとに発表されることが多く、その内容を受けて「時間外取引」で株価が動きます。日本にも、東証の取引時間外に売り買いできる「PTS」というしくみがあります。
ただ、時間外やPTSは参加する人が少なく、値段が大きく動きやすいのが特徴です。夜の値動きがそのまま翌日に続くとは限りません。これから本格化する決算シーズン、夜のニュースを見たら「時間外だから、まだ様子見」と、一呼吸おいて向き合ってみてくださいね。















