今週の円高ニュースで気になった「為替ヘッジ」って何?

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今週の円高ニュースで気になった「為替ヘッジ」って何?
今週は日米協調介入をきっかけに円が急伸し、日経平均も2日連続で下落した。リコが証券会社アプリを眺めていて、保有する外国株ファンドの隣に「為替ヘッジなし」の表示があることに気づいた。
リコ
私の外国株ファンド、「為替ヘッジなし」って書いてある。「あり」のファンドもあるみたいだけど、何が違うの?
ロキ兄
いいタイミングで気づいたね。今週みたいに為替が大きく動く時期こそ、為替ヘッジの仕組みを知っておくと役立つよ。
為替ヘッジあり・なしの違い
海外資産に投資する投資信託は、株価の値動きに加えて為替レートの影響も受ける。為替ヘッジ「なし」の場合、円安なら基準価額が上がりやすく、円高なら下がりやすい。為替ヘッジ「あり」を選ぶと、為替変動によるこの影響をある程度抑えられる。
母
例えば米国株が横ばいでも、円安が進めばヘッジなしの基準価額は上がる。逆に今週みたいに円高が進むと、ヘッジなしは為替だけで基準価額が目減りしてしまうの。
父
今週のような急激な円高局面では、為替ヘッジありのファンドの方が値動きは穏やかになりやすい。理屈の上ではそうなるな。
じゃあ今すぐヘッジありに変えるべき?
リコ
円高が心配なら、ヘッジありに乗り換えたほうがいいのかな?
ロキ兄
そこで見落としちゃいけないのが「ヘッジコスト」。ヘッジには為替取引のコストがかかっていて、今のコストは年率およそ3%前後と言われているんだ。
ヘッジコストという落とし穴
為替ヘッジは無料の保険ではない。為替の変動リスクを抑える代わりに、ヘッジコストという形で毎年一定の負担が発生する。このコストは日米の金利差などによって変動し、長期で保有するほど積み重なっていく。
母
年3%のコストって決して小さくないわ。10年、20年と積立を続ける前提なら、このコストの重みは無視できないの。
父
短期的な安心感と引き換えに、長期的なリターンを削っている可能性もある、ということだな。
初心者・長期投資家はどっちを選ぶべき
ロキ兄
一般的には、長期でコツコツ積み立てる初心者ほど「ヘッジなし」が向いていると言われているよ。ヘッジコストの負担が積み重なりにくいし、長期では為替の変動も平均化されやすいからね。
リコ
私は20〜30年スパンで積立を続けるつもりだから、今のヘッジなしのままでよさそう。
母
逆に、数年以内に使う予定があるお金や、短期的な値動きの安定を優先したい人は、ヘッジありを検討する価値があるわ。
父
要は「どれくらいの期間そのお金を置いておくか」で答えが変わる。今週みたいな為替ニュースに一喜一憂して安易に乗り換えるのは、あまりおすすめできないな。
今日のまとめ
為替ヘッジ「あり」は為替変動の影響を抑えられる代わりに、年3%前後のコストがかかる。長期でコツコツ積み立てる初心者なら「なし」を選ぶのが基本的な考え方で、数年以内に使うお金や短期の安定を重視するなら「あり」も選択肢になる。今週のような大きな為替ニュースが出たときこそ、目先の値動きに振り回されず、自分の投資期間に合った選び方を思い出したい。
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。















