本日も株式市場の動向と注目ニュースをゆる~く語っていきます。
目次
本日(4/10)の日経225
本日の日経平均株価は、前日比+115円(+0.42%)の27,633円という結果でした。
今日は140円高でスタートしました。
注目されていた米国の雇用統計が発表され、市場予想に沿った内容であったことや、ドル/円相場が円安に振れたことが株価を支えました。
反面、中国・上海株式相場が朝高後に下げに転じる場面があり、そこまで上昇せずでした。
米国の長期金利が上昇したため、指数寄与度の高い半導体関連銘柄は軟調でした。
全体としては、一時約219円高まで上昇したものの戻り待ちの売りに押されて上値の重い展開に。
伸び悩みはしましたが、米国の労働市場が依然として強いことはおおむねプラスに受け取られた模様です。
ロキ兄さんが興味をもった銘柄
ドトール・日レスホールディングス(3087)
ドトール・日レスホールディングス(3087)は、ドトールコーヒーと日本レストランシステムを傘下に持つ持株会社です。
2007年に設立されました。
ドトールコーヒーやエクセルシオールカフェなどを展開するドトールコーヒーと、洋麺屋五右衛門などを展開する日本レストランシステム株式会社(NRS)が傘下にあります。
ドトール・日レスホールディングスが手がける主な事業は、喫茶店及び飲食店の経営・パン及び洋菓子の製造並びに販売・コーヒーの焙煎加工並びに販売・フランチャイズチェーンシステムによる加盟及び指導など「コーヒー」と「レストラン」が主な柱となっています。
傘下のお店としては
・ドトールコーヒーショップ
・エクセルシオール カフェ
・洋麺屋 五右衛門
・星乃珈琲店
・石釜パン工房サンメリー
などがあります。
カフェ業界は、新型コロナの世界的なパンデミックによって大きな影響を受けました。しかし、今後は沈静化に伴い需要は高まると予想されています。
2021年から2022年のカフェ業界 売上高&シェアランキングを確認すると、国内企業ではドトールの売上が1位となっています。
業界としても緩やかながらも長期的な拡大傾向にあります。
その中でも、カフェはただコーヒーを飲むための場所では無く仕事などで利用できる場所として変化していっています。
そのため無料Wi-Fiがあったり、コンセントによる充電ができることが今後のカフェにもとめらてくるでしょう。
ドトールコーヒーでは、約7割以上の店舗に無料Wi-Fiが約半分の店舗に充電可能なコンセントが設置されておりワーキングスペースとしての活用も増えていくと思われます。
ドトール・日レスホールディングスは7日に業績修正を発表しました。
23年2月期の連結経常損益を従来予想の25億円の黒字→34.6億円の黒字に38.6%上方修正しました(前期は14.7億円の赤字)。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6.3億円の黒字→15.9億円の黒字に2.5倍増額した計算になります(前年同期は8.1億円の赤字)。
新型コロナ沈静化によって営業規制などがなくなり、売上高の回復傾向が明確になったとのことです。
MARKET SPEED
そんな業績修正の発表を受けてドトール・日レスホールディングス(3087)の本日の株価は、
前日比+52円(+2.78%)、
現在値1,920円と上昇でした。
やはり好業績なため上昇傾向にあります。
テクニカルを見るとボリンジャーバンドが2σとやや買われすぎな傾向にあります。
まだもう少し上がるかな?
ロキ兄さんが興味をもったニュース
ChatGPT開発オープンAIのCEO、日本語サービス拡充検討-首相と面会後に語る(ブルームバーグ)
オープンAIのCEOであるサム・アルトマン氏は、日本においてオフィスの開設と日本語サービスの拡充を検討していることを明らかにしました。
アルトマン氏は、岸田文雄首相との面会後「より多くの時間を費やして優れた才能と交わり、日本の人々のために素晴らしいものを構築できることを望む」と語りました。
オープンAIは、自社のモデルを日本語および日本文化にとって可能な限り良いものにするために取り組み、近いうちに日本に戻ってくる予定であると述べました。
アルトマン氏は、岸田首相とはチャットGPTの潜在的可能性について話し合い、リスクへの配慮やAIの最善の活用法についても意見を交換したと説明しました。
個人的にはAI化の流れは全然止められないと思っているので、取り入れるなら積極的に取り入れていくべきだと思います。
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