注目銘柄

原油価格上昇で株価アップなコスモエネルギーH(5021)!日銀短観はややマイナスも…?【ロキ兄経済4/3】

ロキ兄
ロキ兄
こんばんは、ロキ兄さんです。

本日も株式市場の動向と注目ニュースをゆる~く語っていきます。

本日(4/3)の日経225

本日の日経平均株価は、前日比+146円(+0.52%)の28,188円という結果でした。

 

今日は160円高でスタートしました。

その後も上昇を続け一時、217円高まで上昇しました。OPECプラスのサプライズ減産によって原油先物相場の上昇を受け、鉱業や石油株の上昇が目立ちました

母
産油国とロシアはずぶずぶの関係かもよ

 

先週の米国市場で、2月の個人消費支出(PCE)価格指数は伸びが鈍化し利上げ長期化懸念が和らぎました。それを受けた米国株高による株価の上昇も。

ただ日銀短観で、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス1と5四半期連続で悪化したことが重しとなりそこまで上昇は伸びずという結果に。

ロキ兄
ロキ兄
上昇トレンドまではいかないかな?

 

ロキ兄さんが興味をもった銘柄

コスモエネルギーH(5021)

コスモエネルギーH(5021)は、コスモエネルギーグループの持株会社です。

設立当初はコスモ石油株式会社のみを直接の子会社としていましたが、2016年1月1日にグループ事業体制を変更。

供給機能を担うコスモ石油株式会社・販売機能を担うコスモ石油マーケティング株式会社・資源開発を担うコスモエネルギー開発株式会社などを直接の子会社とする体制に移行しています。

 

コスモエネルギーHの中核を担うコスモ石油株式会社は、大協石油(だいきょうせきゆ)、丸善石油(まるぜんせきゆ)、旧・コスモ石油(大協と丸善の石油精製合弁会社」)の3社が合併して、1986年4月1日に発足しました。

ENEOSとコスモ石油の両社は、現在、業務提携を結び、販売を除く特許、石油輸送、製油所の共有などを図り、日本最大の石油元売グループを形成しています。

リコ
リコ
ココロも満タンに♪ってCMいいよね

 

石油元売り会社は”石油の輸入・精製・販売”を一貫して行っている会社を指します。

「海外で調達した原油をタンカーで日本まで運び、原油を燃料や化学品へ造り変え、それを消費者へ販売する」という全ての過程を取り扱っています。

現在、日本は石油燃料のほぼ全てを輸入に頼っており、石油元売り会社はまさに日本を支えていると言えます。

 

石油元売り会社の利益の出し方を考えてみましょう。

どんな業界でも同じですが、「安い時期に仕入れたモノを、今の相場で高く売る」ことで利益を出しています。

仕入れ価格の変動はどんな業界でも同じですが、原油価格のように非常に目まぐるしく変化するものは稀です。

石油元売り会社の業績や株価には、原油の価格が大きな影響を与えます。

母
原油の値動きは投資商品みたいだからね

2日、 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は2日、日量約116万バレルの追加減産を行うと発表しました。

5月から開始し、今年末まで継続するとのこと。

市場に出る原油の量が減るので、原油価格は上昇します。

予想外の動きで、アナリストは原油価格が押し上げられるとみています。

この報道が入っただけで、WTI原油先物の価格は75ドルから81ドルに急上昇しました。

 

MARKET SPEED

そんな原油価格の高騰を受けてコスモエネルギーH(5021)の本日の株価は、

前日比+285円(+6.65%)、

現在値4,570円と大幅上昇に。

原油価格の高騰は株式相場全体にとってはマイナスですが、石油系企業からすると大きくプラスです。

ロキ兄
ロキ兄
ウクライナ戦争が続く間はプラスかも?

 

ロキ兄さんが興味をもったニュース

日銀短観、大企業製造業はコスト高で5期連続悪化 非製造業は改善(ロイター通信)

3月の日銀短観によると、大企業・製造業の業況判断指数は5四半期連続で悪化し低水準となりました。

非製造業の業況判断指数は4四半期連続で改善し高水準となりました。

原材料やエネルギーの価格上昇、海外経済の減速、半導体需要の減退などにより、大企業・製造業の業況判断指数は幅広い業種で悪化しました。

父
大手は海外情勢にも影響を受けるからね
リコ
リコ
ヨーロッパもあまり良くないって聞くよ

 

ただ、先行き判断指数は原材料コスト高の一服や販売価格の引き上げにより小幅な改善が見込まれます。

また、記事によると、23年度の大企業設備投資計画は製造業が前年度比プラス5.8%、非製造業が同プラス1.6%となり、計画は過去最高の伸び率となりました。ただ、非製造業では人手不足感が強まっています。

おおむね日本の景気は悪くなってないということがわかります。設備投資にしても投資額が増えていますので、大きな方向性としてプラスです。

ただ今回の日銀短観は、米国の銀行破綻や欧州金融機関の信用不安前の回答が多いことに注意です!

ロキ兄
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ロキ兄
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