こんにちは、『えすふぁみ☆家族で株投資』です。
土曜日は「子どもとお金」をテーマに、家庭で起きたリアルな出来事から学ぶマネー教育をお届けしています。
ある日の夕方。
リコちゃん(中学生)が、少し誇らしげにスマホを差し出してきました。
画面に映っていたのは、
フリマアプリの**「売却済み」**の文字。
えすふぁみ家に、
新しい“お金のテーマ”がやってきました。
目次
1. 中高生の3〜4割が「自力で稼いでいる」時代
まずは、今の時代背景から。
2023年の調査によると、
中高生が「おこづかい・アルバイト以外」でお金を得る手段として——
ポイ活:40.7%
ネットフリマ・オークション出品:34.5%
実に、3人に1人以上がフリマ出品を経験しています。
フリマアプリは、
現金や口座がなくても使えるデジタルマネーが主流。
中学生でも、気軽に“売る側”に立てる環境が整っています。
2. 「この売上、誰のもの?」家族会議が始まった
問題は、その次。
一瞬、空気が止まりました。
たしかに——
・写真を撮った
・説明文を書いた
・発送準備をした
全部リコちゃん。
でも——
売ったものは、もともと家にあった不用品。
ここで始まったのが、
えすふぁみ家のフリマ会議です。
3. フリマ出品は「ものの価値」を学ぶ授業
まず共有したのは、この視点。
“いらないもの”を売る場所じゃないんだよ」
自分には不要
でも、誰かには必要
この価値の循環を体験できるのが、
フリマ出品の最大の学び。
お金の話をする前に、
ものの価値の話をする。
これが、会議の土台になりました。
4. 売上はどう分ける?「仕組み化」という答え
「全部ダメ」「全部OK」ではなく、
えすふぁみ家が選んだのは——仕組み。
● 売上を3つに分けるルール
おこづかい教育の基本を、
フリマにも応用しました。
1️⃣ 使う(おこづかい)
2️⃣ 育てる(次への投資)
3️⃣ 還す(家計・社会)
例えば——
売上の一部は、自由に使ってOK
一部は、梱包材や次の出品準備へ
一部は、元の持ち主(家)への還元や寄付
5. 「三方よし」をフリマで学ぶ
ここで出てきたのが、
近江商人の**「三方よし」**。
売り手よし(自分)
買い手よし(相手)
世間よし(家・社会)
みんなが気持ちいい使い方のほうがいいでしょ?」
お金の“量”より、
使い方の品格を学ぶ瞬間でした。
6. フリマ出品に潜むトラブルと、家庭のルール
楽しいフリマ体験。
でも、落とし穴もあります。
● よくあるトラブル
梱包が甘くて破損
汚れの見落とし
言葉遣いでのクレーム
発送遅れ
そこで、親ができる3つのガードレールを設定しました。
① 出品前は必ず相談
家のものを勝手に出さない。
個人情報が含まれるものは禁止。
② 利用ガイドを一緒に読む
「出品禁止物」を親子で確認。
ルールを守るのも商売の一部。
③ 丁寧なやり取りを最優先
記録(簡単なメモ)を残し、
誠実な対応を心がける。
7. フリマは「小さな起業体験」
価格を決める。
利益を考える。
梱包して発送する。
これは——
江戸時代の商人が学んだ
生きた算数・実践学習そのもの。
もし売れなくても、
もし赤字でも——
それは失敗ではありません。
ここで行うのが、
振り返りミーティング。
なぜ売れた?
なぜ売れなかった?
値段?写真?説明?
この時間が、
お金のセンスを育てます。
まとめ|フリマ出品は「稼ぐ」より「考える」
中学生のフリマ出品は、
単なるおこづかい稼ぎではありません。
ものの価値
お金の流れ
信用の大切さ
失敗から学ぶ力
すべてが詰まった、
小さな起業体験です。
お金は、
もらうものから
生み出すものへ。
フリマをきっかけに、
子どもの世界が一段、広がりました。

















