こんにちは、『えすふぁみ☆家族で株投資』です。
スーパーのお菓子売り場で、リコちゃん(4歳)が指さしたのは、キラキラしたパッケージのお菓子。
すると返ってきた一言が、親としては少し意外でした。
——え?
“自分のお金”って、もう分かってるの?
ここから始まったのが、えすふぁみ家の
**「幼児向けお小遣い制度、どうする会議」**でした。
目次
1|お小遣い、いつから始めるのが正解?
調べてみると、専門家の多くがすすめているのは
👉 4歳前後。
理由はシンプルで、
お店屋さんごっこをする
「買うにはお金がいる」と理解し始める
選ぶ・待つ・あきらめる、が少しずつできる
この時期に大切なのは、
足し算や金額を覚えることではありません。
つまり目的は、
モノには価値がある
お金には限りがある
自分で選ぶと責任がついてくる
この感覚を育てること。
2|幼児向けお小遣い制度、どう作る?
家族会議で出たのは、まずこの2択。
① 定額制(少額・多頻度)
幼児に「1ヶ月」は長すぎます。
そこでおすすめなのが、
👉 毎週土日に10円ずつ
でもこれがポイント。
すぐにもらえる
少しずつ貯まる
“増えていく”が見える
この“増える体験”が、ワクワクの正体です。
② 報酬制(お手伝い制)はどうする?
「お手伝い1回10円」は定番ですが、
ここは意見が分かれるところ。
そこでえすふぁみ家は、こんなルールに。
お手伝いは原則お金と結びつけない
ただし
👉 “特別ミッション”はOK(例:窓ふき大会)
“家族の役割”と“仕事の対価”を、ゆるく分けるイメージです。
3|超重要!「ニーズ」と「ウォンツ」の線引き
ここは必ず決めておきたいポイント。
ニーズ(生活に必要)
→ 親が払う(食事・服・文房具)ウォンツ(本人が欲しい)
→ お小遣いで払う(おもちゃ・お菓子)
4|使い道に口を出さない、がいちばん難しい
つい言ってしまいがち。
「それ、すぐ飽きるよ?」
「もっといいのにしなよ」
でも、ここはグッと我慢。
👉 一度渡したお金は、子どものもの
失敗(=無駄遣い)は、
最高の教材です。
この経験が、
「次はどうする?」につながります。
5|レジは“学びの現場”
お金の教育は、机の上だけじゃありません。
自分で財布を出す
店員さんに渡す
おつりを受け取る
このドキドキこそが、
お金のリアル感。
6|続けるための神ツールたち
幼児には“見える化”が命。
🟡 お手伝い表+シール
📒 幼児向けお小遣い帳
🪙 透明な貯金箱・コインケース
7|家族マネー会議が効く理由
制度が形骸化しないコツは、
定期的な家族会議。
ポイントは3つ。
子どもの意見を否定しない
紙やホワイトボードに書く
お金以上に“言葉で褒める”
まとめ|お小遣い教育は「選ぶ力」を育てる
お小遣い教育は、よくこんな例えをされます。
限られたお弁当箱に、何を詰めるか選ぶ作業
全部は入らない。
だからこそ、
本当に欲しいものは何か
今使うか、あとで使うか
我慢するという選択
が、自然と身についていきます。
お金の額は小さくても、
学びは一生モノ。
「早すぎるかな?」と思ったときが、
実はちょうどいいタイミングかもしれません。

















