主に指数関連商品の短期売買している元証券マンのロキ兄さんです。本日も株式市場の動向と注目ニュースをゆる~く語っていきます。
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昨日(1/30)の米国S&Pと日経先物
ロキ兄さんは米国市場の中でS&P500が最も米国市況を代表した指数と考えています。先週末の米国S&P500指数は、52ドル安(▼1.29%)の4,017ドルと小幅安でした。今週は大きなイベントが控えているので、買い控えかなとロキ兄さんは考えています。
本日(1/31)の日経225
本日の日経平均は前日比106円安(▼0.39%)の27,327円で引けました。前日に引き続き、上がったり下がったりと方向性がなく最後にやや下がる結果でした。昨日も書きましたが、今週はいくつかのイベントや決算発表が重なりますので、イベント前の様子見と思います。
ロキ兄さんが考える決算発表が良かった企業
日本も決算ラッシュです。決算の良し悪し様々ですが、ロキ兄さんは以下の3つに注目しました。
まず1社目がオリエンタルランド(4661)です。オリエンタルランドは、東京ディズニーリゾートを経営する企業です。今回の決算発表で今年1年の利益予想を21.7%増に上方修正しました。昨年からみると利益は約9倍となる予想です。本日の株価は+3.45%でした。
次に2社目はNECキャピタルソリューション(8793)です。NECキャピタルソリューションは日本電気(NEC)系のリース・金融会社で機器・設備等のリース、融資や集金代行業務を行なっています。今回の決算発表で今年1年の利益予想を22.7%増に上方修正しました。元々は昨年より減少する予想でした。本日の株価は+6.64%でした。
3社目は、オムロン(6645)です。オムロンは、電子機器のセンサーなどを手がけている企業です。今回の決算発表では、4月から12月までで昨年より10.9%増の利益を出しています。すでに今年の目標の78.5%を達成しているとの発表でした。本日の株価は始値が高かったのですが、徐々に値を下げ終値+1.25%でした。
これらの3社が昨日から今日の決算で良かったと思う企業でした。
関連ニュース・注目ニュース
ルノーが日産に譲歩、仏側のメリット見えず(ロイター通信)
日産とルノーは出資比率の見直しを行うことを決定しました。これまでのルノー側だけが日産株を43%保有していましたが保有数を減らし、今後は日産もルノーもお互いの株式を15%ずつ持つということです。日産にとっては対等な立場での経営が可能になりますが、ルノー側のメリットがわからないという記事でした。
これまでが不平等な資本関係だったので、対等な立場になることは日産にとってプラスのニュースです。個人的にはカルロス・ゴーン氏の事件で損なわれた信頼関係を取り戻そうとしているのかなと思いました。