注目銘柄

日伸ソフトウェアの買収発表で株価急上昇なCIJ(4826)【ロキ兄経済6/7】

ロキ兄
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こんばんは、ロキ兄さんです。

本日も注目銘柄をゆる~く語っていきます。

注目銘柄!CIJ(4826)

概要

株式会社CIJは、大規模なシステム開発から小規模なものまで、品質管理やスケジュール管理を徹底し、お客様に満足していただけるシステム開発を実現しています。

設立から48年が経ち、東京証券取引所のプライム市場に上場するなど、確固たる地位を築いています。

本日の株価が急上昇!いったいなにがあったのでしょうか?

今回は、CIJの歴史と事業内容、最新情報についてご紹介します。

 

CIJの歴史

株式会社CIJは、1976年に米国法人Com-Stute, Inc.から独立し、株式会社日本コンピュータ研究所として設立されました。その後、日立製作所との基本ソフトウェア開発を開始しました。

1982年には関西支社(現在の関西事業所)を開設し、事業の拡大を図りました。さらに、1991年には株式会社エヌ・ティ・ティ・データのビジネスパートナーに選定され、信頼性と実績のある企業として認められました。

1992年には北海道支社を開設し、1995年には東京事業所を設立しました。これにより、全国規模でのサービス提供を実現しました。

1998年には日本オラクル株式会社からオーソライズドJavaセンター認定を受け、Javaの利用と普及に貢献しました。2000年には社名を現在の「株式会社CIJ」に変更しています。

 

2010年には子会社の日本構研システムズがCIJソフィアと日本アドバンストシステムを吸収合併し、「CIJネクスト」に商号変更しました。さらに、2011年には子会社のCIJネクストが金沢ソフトウエアを吸収合併し、事業の拡大を図りました。

2019年には日本ファイナンシャル・エンジニアリングを子会社化し、金融業界での事業展開を強化しました。2022年には東京証券取引所プライム市場に移行しました。この移行は、CIJの成長と業績の向上を反映したものであり、市場での地位と信頼性の向上を意味しています。

設立から48年、東証プライム上場という歴史と実績を持つCIJは、情報・通信、金融、公共など幅広い産業分野においてシステム開発を手がけてきました。また、自社製品の開発や研究開発、独自ソリューションの提供など、多岐にわたる事業展開を行っています。

これからも革新的なアイデアと最新のテクノロジーを活かし、常に進化し続ける企業として、さまざまな分野での成果と貢献をしていくのではないでしょうか。

 

事業内容

現在、CIJはIoT、AI、ロボティクス、ビッグデータなどの先進的なデジタル技術に焦点を当て、次世代のソリューションの提供に力を入れています。

そんなCIJの主力事業として代表的なものを紹介します。

 

①マイグレーション(システム移行)・モダナイゼーション(システム更新)

CIJは、トータルマイグレーションサービス「LeGrad(リグラッド)」を提供しています。LeGradは、お客様の古いシステム全般をオープンシステムに移行するサービスです。

古いシステムの分類には業務プログラムやシステムの機能、データベースなどが含まれており、幅広い知識と経験が必要です。CIJは総合的なITノウハウを活かし、トータルマイグレーションを実現します。

 

②コンサルティング・PoC対応

CIJには、システム移行におけるリスクや課題を熟知した経験豊富なコンサルタントが在籍しています。プロジェクト計画の策定から新システムの構築、移行方式の選定、リスクと課題に対する最適なソリューションの提案まで、お客様に合わせたコンサルティングを行います。

また、検討中のお客様には、PoC(プルーフオブコンセプト「概念実証」)を提案しています。PoCを通じてマイグレーションの実現性を評価することができます。新しい手法などの実現可能性を見出すために、試作開発に入る前の検証をしっかりと行います。CIJはお客様のニーズに合わせた具体的な提案を行い、成功への道筋を示します。

 

③AI・ロボティクス

CIJは機械学習や深層学習のアルゴリズムを利用し、さまざまな業務システムの予測機能を向上させる取り組みを行っています。また、AIを活用した働き方改革を促進するための構想検討やサービスの開発も行っています。

さらに製品として、自律移動型サービスロボットのAYUDAや感染症対策支援AIロボットのAYUDA-MiraMeを含むロボットソリューションを提供しています。「AYUDA」は音声対話の受付や自律移動による道案内、更に顔認識による調査など、効率的な業務や作業の実現をサポートしています。

以上のように、CIJはさまざまなデジタル領域での事業を行い、その規模を拡大させています。

日立製作所とNTTデータの大手IT企業2社を主要顧客としているため、今後も安定した成長を続けるのではないでしょうか。

 

最新情報

CIJは、4月27日に、2023年6月期第3四半期の連結経常利益を発表しました。

第3四半期の連結経常利益は、前年同期比+22.4%増の15.8億円となり、通期計画の17億円に対する進捗率は93.2%に達しました。これは、5年平均の83.3%をも上回る素晴らしい結果です。

さらに、売上営業利益率も前年同期の9.5%から10.4%に改善しました。

 

そんな好調な決算発表の後に、ソフトウェア受託開発の日伸ソフトウェアの全株式を7月3日をメドに取得し、子会社化すると発表しました。日伸ソフトウェアは1984年設立で、制御系、通信系のソフト開発で実績を積んできました。両社の技術者のスキルアップや顧客層の拡大を図るのが狙いとされています。

この買収の発表を受けて、投資家は非常にいいニュースだと反応しました。その結果CIJの6日の株価は反発して上昇となりました。

 

本日の株価

MARKET SPEED

日伸ソフトウェアの買収発表をしたCIJ(4826)の本日の株価は、

前日比+100円(+18.38%)現在値644円とストップ高に。

好決算からの買収のニュースが認知され一気に株価が上昇となりました。

元々の出来高はそこまで多くないため短期取引には向いていませんが、業績は堅実なため長期保有に向いている銘柄かも。

 

ロキ兄
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人気が落ち着いてからゆっくり買いたいな
ロキ兄
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※投資は自己責任でお願いします。

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