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受動電子部品のプロフェッショナルが創る未来!太陽誘電(6976)【ロキ兄/注目銘柄】

ロキ兄
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こんばんは、ロキ兄さんです。

本日も注目銘柄をゆる~く語っていきます。

注目銘柄!太陽誘電(6976)

概要

受動電子部品は電子機器の中で重要な役割を果たしており、その進化は私たちの日常を支えています。

その中でも、太陽誘電株式会社は受動電子部品の分野で長い歴史を持ち、革新と品質においてその名を知られています。

今回は、太陽誘電の歴史と事業内容、決算情報やチャート分析をご紹介します。

太陽誘電の歴史

1950年、日本のテクノロジーの突破を築くべく、東京都に創業。その後、太陽誘電はますます分野を拡大し、その技術力と革新的なアプローチによって注目される存在となりました。

1970年、太陽誘電は東証二部に株式を昇格させ、その信頼を確立しました。わずか3年後の1973年には、東証一部に指定され、さらに成長となる機会を掴みました。

1988年には、太陽誘電はCD-R(Compact Disc-Recordable)の開発と販売を開始しました。これは、一般消費者の間でその名を広め、太陽誘電が技術革新と市場ニーズに対して迅速な対応をしました。

ロキ兄
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さらにここから受動電子部品の開発を重ねていったよ。受動電子部品は抵抗やコンデンサ、能動部品はトランジスタなどのことだよ。

そして、太陽誘電の成長の為として、2019年にはエルナー株式会社を株式交換により完全子会社化しました。 

長い歴史をかけて努力と成果を誇りにし、未来に向かってさらに飛躍することを目指し続けています。

 

事業内容

太陽誘電株式会社は、そのような製品多岐と技術力により、多様な産業分野で当面の役割を担っています。 

情報インフラ・産業機器 

太陽誘電の製品は、情報インフラと産業機器分野で重要な役割を果たしています。データセンターや通信基地局などの設備に安定し、高信頼性が求められます。太陽誘電はIoTや5G、ビッグデータ、AIなどの先進技術の進化を支えています。

他にも積層セラミックコンデンサ、インダクタ、回路モジュール、モバイル通信用デバイス(FBAR/SAW)、チップアンテナなどの製品が注目されています。

自動車 

自動車業界においても太陽電誘致は重要な存在です。自動車の電子化が急速に進歩する中で、高耐圧や高品質といった要求に応える高信頼性商品が増加しています。 インダクタ、回路モジュール、モバイル通信用デバイス(FBAR/SAW)など、自動車の電装品に必須の要素となっています。

通信機器 

スマートフォンなどの通信機器分野では、超小型な積層セラミックコンデンサや金属系パワーインダクタ「MCOILTM(エムコイル)」などの数百個単位で搭載されています。モバイル通信用デバイス(FBAR/SAW)も、多バンド化した通信部分で活躍しています。

情報機器 

情報機器分野では、ノートパソコンやタブレット端末の高機能化が進む中で、小型大容量の積層セラミックコンデンサが利用されています。太陽誘電の製品は、これらのデバイスの性能向上に貢献しています。

民生機器 

テレビやデジタルカメラ、ゲーム機などの民生機器の高機能化にも太陽誘電の商品が貢献しています。これらの製品の性能向上や省電力化にこだわり、一般消費者の生活に革新をもたらしています。

太陽誘電は、高信頼性が求められる分野において積極的に展開しています。今後は、これらの市場向けの商品を更に拡大し、持続的な成長をすることが期待されています。

最新の決算

太陽誘電は8月3日に第1四半期決算を発表しました。

『世界の景気は引き続き不透明な状況が続いていますが、温暖な持ち直しの兆しも見えました。これに関しては、今後緩やかな回復が期待されていますが、国際情勢や金融市場の変動、必要動向などに対する注視が必要です。

太陽誘電グループは、中期経営計画2025に向けて検討した目標を実現するために、自動車や情報インフラ・産業機器市場への注力を強化しています。この中で、売上高比率を50%にすることを目指し、高付加価値な電子部品の開発に力を入れています。 積層セラミックコンデンサを中心として主力事業の成長を進化させていく、インダクタと通信デバイスの強化コア事業を確立していく計画です。

あわせて、必要な増加に対応するための能力向上を継続し、環境対策やIT整備にも積極的に取り組んでいます。成長を支える基盤づくりに注力しています。

売上高:726億円 (-11.2%)

営業利益:-5億円 (―-%)

経常利益:11億円(-93.3%)

純利益:9億円 (-92.6%)

また、今後の見通しについては以下のようになっています。

売上高が約+0.8%、営業利益が約-53.1%、経常利益が約-59.8%、純利益が約-65.5%となっています。

ロキ兄
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民生機器、情報機器、情報インフラ・産業機器向けなどの幅広い領域で売り上げが減少。本業の調子が良くなるかな?

 

チャート分析

MARKET SPEED

週足10年チャートを確認すると、下は770円から上は7,700円の範囲で推移しています。

2016年に下値をつけてから2021年まで急激な上昇トレンド。

そこから大きな下落トレンドになり最近は横ばいトレンドとなっています。

 

テクニカル指標で見るとRSIは標準、ボリンジャーバンドもやや安値を示しています。

ストキャスは低い値でゴールデンクロスを形成しそう。

パラボリックは最近下落トレンドを示してます。

一目均衡表の雲がすぐ上にあるので抵抗に。超えれば大きく上昇かも?

ロキ兄
ロキ兄
チャート的には短期で上がりそうだけど、業績が気になるね

 

ロキ兄
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※投資は自己責任でお願いします。

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