【土】今日の“おこづかい劇場

【土】今日の“おこづかい劇場”|月払い?年払い?子どもの計画性を育てるおこづかいの渡し方

月払い?年払い?子どもの計画性を育てるおこづかいの渡し方

こんにちは、『えすふぁみ☆家族で株投資』です。

土曜日は「子どもとお金」をテーマにお届けしています。

今回は、意外と悩む家庭が多いテーマ——
「おこづかいは月払いがいいの?年払いがいいの?」
という話題を取り上げます。

どちらが正解というわけではなく、子どもの年齢や性格、家庭の教育方針によって“合う形”が違います。
それぞれのメリット・デメリットを知って、親子で「うちに合った方法」を見つけてみましょう。


1. 月払いのメリット:日々の“やりくり力”を育てる

リコ
リコ
「おこづかい、毎月もらえるのってちょっとワクワクするよね!」

母
「そうね。月払いのいいところは、“定期的にお金が入る”感覚を学べることよ」

月払いは、社会人でいえば「お給料」と同じ。
毎月決まった金額を受け取り、その中で生活(支出)を管理する練習になります。

ロキ兄
ロキ兄
「“今月はこれだけ”っていう制限の中で工夫できるのが大事なんだ」

  • 今月は何に使うかをあらかじめ考える

  • 欲しいものがあるときは“来月まで我慢”する

  • 使い切ったときにどう対応するかを体験する

この繰り返しが、“計画性”と“我慢する力”を育ててくれます。

母
「使い切っちゃって“あと10日ある…”って経験、誰でも通るのよね(笑)」

リコ
リコ
「あるある〜! でも次から気をつけるようになるもん!」

そう、この“ちょっと困る経験”こそが、金銭感覚を磨く最高の教材です。


2. 年払いのメリット:大きなお金の“管理力”を養う

父
「じゃあ、“年払い”ってどうなんだ?」

ロキ兄
ロキ兄
「まとめてドーン!ともらうのも、意外と勉強になるぞ」

年払いは、一度に大きな金額を受け取ることで「長期的な計画性」を学べる渡し方です。

たとえば——

  • 1年間で1万円を渡す

  • 自分で「貯める」「使う」「投資する」などを考える

  • 欲しいものを計画的に購入する練習ができる

母
「大人の“ボーナス管理”みたいなものね」

リコ
リコ
「うーん…でも最初に全部もらったら、うっかり使っちゃいそう!」

その通り。年払いのデメリットは、「大金を前にすると気が大きくなりやすい」こと。
最初の数日で半分使ってしまい、残りをどうしていいかわからなくなる子もいます。

そのため、年払いは“中高生など、ある程度判断力が育った年齢”から始めるのが理想的です。


3. 月払い・年払いの比較まとめ

渡し方メリットデメリット
月払い小額の管理で“やりくり力”が身につく使い切ると月末まで我慢が必要
年払い大きなお金の“管理力”が育つ計画性がないと浪費リスク大

ロキ兄
ロキ兄
「どっちも一長一短だな。重要なのは“渡し方”より“使い方を一緒に考える”ことだ」

母
「そうね。結局“学び方”の方が大事かもしれないわね」


4. 計画性を育てる3つの工夫

① おこづかい帳やアプリで“見える化”

使ったお金を記録することで、どこにどれだけ使ったかが一目で分かります。
子ども用のアプリやシンプルなノートでもOK。
「残りいくら?」を自分で把握する習慣がつくと、無駄遣いが減ります。

リコ
リコ
「“あ、今月お菓子に500円も使ってる…”って気づくのね」


② 用途別に“分けて”考える

「貯金」「ぜいたく」「寄付」など、カテゴリーを分けるのも効果的です。
封筒や箱を3つに分けて管理するだけでも立派な“予算管理”の練習になります。

父
「“寄付”を少しでも入れると、“お金を使う=人のためになる”って感覚が育つぞ」


③ 親子で“振り返りミーティング”を

月末や学期末に「何に使った?」「次はどうする?」を話す時間を設けましょう。
責めるのではなく、「どうしたらもっと上手に使えるかな?」を一緒に考えるのがポイントです。

母
「“使いすぎ”も“貯めすぎ”もどっちも体験。会話が学びになるのよね」


5. 「使う」「貯める」「育てる」を一緒に学ぶ

おこづかいは、単なる“おまけのお金”ではありません。
子どもにとっては、“小さな家計運営”の練習場。

  • 毎月のやりくりを通じて「計画性」を育てる(月払い)

  • 大きな金額を管理して「資金計画」を学ぶ(年払い)

どちらを選んでも、「親子で話す時間」が一番の教育効果を生みます。

リコ
リコ
「ねぇ、お年玉は“年払い”に入るの?」

ロキ兄
ロキ兄
「ある意味そうだな。年に1回のボーナスだ!」

母
「じゃあ、その使い方を考えるのが“今年の課題”ね」

父
「おこづかいもお年玉も、学びに変える。それが“家庭経済塾”だな!」


まとめ|渡し方より“育て方”が大切

おこづかいの金額や頻度よりも大切なのは、
「お金とどう向き合うか」を家族で共有すること。

月払いでも、年払いでも、そこに**“考える力”“話し合う時間”**があれば、
お金の使い方が人生の学びになります。

ロキ兄
ロキ兄
「おこづかいは“もらうこと”より、“どう使うか”が本番だな」

母
「今日の晩ごはんみたいに、ちょっとずつ味わって使うのがコツね」

リコ
リコ
「わたし、来月は“貯金封筒”つくる!」

父
「よし、それが第一歩だ。えすふぁみ家の“マネー修行”、まだまだ続くぞ!」

ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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