お金と社会の“つながり”探検隊

お金と社会の“つながり”探検隊 ④学校の“お金”ってどこから?

学校の“お金”ってどこから?

こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ!

 

キンコ母さんが郵便物を整理していると、学校からのおたよりが。

「給食費のお知らせ」「PTA会費」「修学旅行積立金」――毎月なにかしら“お金”の話題が届く。

リコ
リコ
「ねぇお母さん、学校って、どうしてこんなにお金がかかるの?」

母
ほんとよねぇ。給食費に教材費、制服やクラブ活動費まで、意外と色々かかるのよ」
ロキ兄
ロキ兄
「でもさ、小中学校は“義務教育”でしょ?“無料”って聞いたけど……実はどうなってるんだろう?」
父
「今日は“学校のお金探検隊”だな。教育って、どこからどんな風にお金が集まって動いてるんだろう?」

 

“義務教育”=全部タダ、じゃない!?

リコ
リコ
「小学校や中学校って、“義務教育”だからお金かからないって思ってた……」
ロキ兄
ロキ兄
「実は“授業料”は無料だけど、それ以外の部分では結構お金がかかってるんだよ」

【学校にかかる主なお金】

授業料(授業を受ける権利):小中学校は原則無料

教材費(ノート・ドリル・文房具など):保護者負担

給食費:毎月数千円(自治体によっては無料化もあり)

校外学習・修学旅行・クラブ活動費:その都度実費

制服や体操服、上履きなど:各自購入

PTA会費や自治会費:参加家庭が支払い

母
「中には“クラブ合宿”や“大会遠征”で急に出費がかさむこともあるのよね」

 

じゃあ“学校そのもの”はどうやって運営されているの?

父
「学校の建物や先生のお給料は、だれが払ってるんだろう?」
ロキ兄
ロキ兄
「そこは“税金”の出番だよ!」

【学校の運営費はほとんどが“税金”】

学校の建設・修繕費

教員や事務員のお給料

教室の光熱費や掃除・設備の維持費

教材や備品の一部

……これらは国や自治体の“税金”でまかなわれている。

母
「つまり、“社会全体で子どもの教育を支える”仕組みになってるの」

 

私立と公立ではどう違う?

リコ
リコ
「友達で“私立”に通ってる子は、もっとお金がかかるって言ってた」
ロキ兄
ロキ兄
「うん、私立は“授業料”も保護者が負担するし、施設や教材も高品質なことが多いから、どうしても出費が増えるんだ」

公立学校:国や市区町村の税金がメイン。授業料は無料、他の費用も抑えめ。

私立学校:保護者の“授業料・寄付金”が中心+一部補助金。校舎・制服・行事も豪華なことが多い。

 

給食費・教材費って本当に必要?無料にならないの?

母
「最近は“給食費無償化”のニュースも増えてきたわね」

一部自治体(市町村)は、子育て支援策として給食費や教材費を“無料”にしているところも。

教科書は全国一律で“無償配布”が決まっている。

ロキ兄
ロキ兄
「“すべて無料”にすると、財源(お金の出どころ)をどうするかが課題になるんだ」
父
「誰かが負担しなきゃならないもんな」

 

“助成金”や“就学援助”のしくみ

リコ
リコ
「うちみたいに“ふつう”の家庭でも、もしお金が足りなくなったらどうすればいいの?」
母
「実は“就学援助制度”や“奨学金”っていうサポートがあるの」

【代表的な制度】
就学援助(公立小中学校):生活が苦しい家庭に、給食費・学用品費・修学旅行費などを補助

奨学金(高校・大学):授業料や生活費を貸してくれる・もらえる制度(返済が必要なものも)

ロキ兄
ロキ兄
「困ったときは、自治体や学校に相談してみるのも大切だよ。案外知られてないけど、頼っていい権利だからね」

 

税金の“使われ方”を知ると、社会が見えてくる

リコ
リコ
「私たちが毎日払ってる税金って、学校のためにも使われてたんだね」
ロキ兄
ロキ兄
「そう!道路や病院と同じように、教育も“みんなのお金”で成り立ってる。だから“勉強する権利”は社会のみんなからプレゼントされたものでもあるんだよ」
母
「これからは“学校のありがたみ”も意識してみるといいかもね」

 

まとめ:教育を支える“お金の流れ”を考えよう

学校の運営には“税金”が大きく関わっている。授業料は無料でも、給食や教材など細かな費用は家庭が負担する。

困ったときは“助成制度”を活用できる。

私立と公立で費用の仕組みは違うが、どちらも“社会の支え合い”が根っこにある。

リコ
リコ
「これからは学校の“お金の流れ”もちゃんと意識してみる!」

 

ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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