マジメなお金会議

“ちょっとマジメな”お金会議 Vol.4「家電の買い替えとNISAどっちが大事?」

「どっちにお金を使うべき?」という現実的な悩み

こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ!

 

春から夏にかけて、家電量販店のチラシが目につきやすくなります。

冷蔵庫、エアコン、洗濯機……どれも10年近く使っていると「そろそろ寿命かな?」と考えたくなるもの。

でも、同時期に「NISAの枠がまだ残ってる!そろそろ使わないと」と思い出す方も多いのではないでしょうか?

家計の中で使える資金は限られています。

将来の資産形成も大事、でも目の前の家電が壊れたら生活が成り立たない。

そんな「実用と投資のはざま」で悩んだとき、どう考えればいいのか整理してみましょう。

母
でも冷蔵庫は生活インフラだよ?優先順位、高いでしょ?

リコ
リコ
NISAの枠も使いきらないと非課税がもったいないよー!

前回のお話!

“ちょっとマジメな”お金会議 Vol.3 「クルマ欲しいってよ。買う?投資する?」ロキ兄さんの一言「そろそろ車、欲しいな」 こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ! ある日、大学生のロキ兄さ...

 

家電は10年ごとにまとめて壊れることも少なくありません。

しかもNISA制度は年単位で非課税枠が更新される仕組み。

年の後半になるほど「今年の枠、どう使おう」と意識が高まるため、

結果として、家電買い替えとNISA資金投入のタイミングがバッティングしやすくなるのです。

 

どちらにするか判断のポイント3つ

判断のポイント①:家電は「必要性と緊急度」で判断
家電の買い替えは、資産形成ではなく“生活維持”に必要な支出。

たとえば冷蔵庫が壊れた状態で数週間生活するのは非現実的です。

以下のように「優先順位」をつけて考えましょう。

・今すぐ壊れた → 迷わず買い替え

・音がうるさい・効きが悪い → 修理 or 様子見

・単なる古さ → 予算次第で検討

いったん修理で数か月延命できるのであれば、その間にNISA枠を優先的に使ってしまう、というのもひとつの戦略です。

 

②:NISAは“枠の持ち越し”ができない
新NISA制度では「成長投資枠」「つみたて投資枠」がありますが、

いずれも年間の上限枠は翌年に持ち越すことができません。

つまり今年使わなかった非課税枠は「消えてしまう」のです。

そのため、資金のやりくりが可能なら、NISA枠はなるべくその年のうちに使い切るのが鉄則。

 

判断のポイント③:「買い替え」と「投資」はセットで考える
こんなふうに考えると、いっそセットで考えるのもアリかもしれません。

NISA枠に入れる金額:今の生活費から捻出

家電の買い替え費用:分割払いやボーナス払いにする

あるいは「家電も投資」と割り切る選択肢もあります。

たとえば省エネ家電に買い替えることで、月々の電気代が数百円〜数千円下がるケースも。

それが10年続けば、実質的に「リターンのある支出」と考えることもできます。

 

まとめ:どちらも“人生の資産”と考える

NISAも家電も、“お金を未来に活かす手段”であることに変わりはありません。

どちらが上ということではなく、自分の生活と目的に合ったバランス感覚が重要です。

・生活必需品なら家電を優先

・少しでも余裕があるならNISA枠を活かす

・家電も「将来コストを下げる投資」として見る

迷ったときには「いま必要な安心」と「未来の安心」、どちらにお金を振るかを基準にしてみましょう。

 

 

ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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