目次
「完璧じゃなくていい!まずは小さな一歩から」
こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ!
ここまで、「お金を育てる」ことの大切さや、貯金だけでは難しい今の時代についてお話してきました。
「なるほど、お金を育てるって大事なのは分かったけど…結局、何をすればいいんだろう?」
そう思われた方もいるかもしれません。ご安心ください! 今日から、皆さんのご家庭で無理なく始められる「お金のタネまき」の第一歩をご紹介します。
大切なのは、最初から完璧を目指さないこと。「まずは小さなことから」「できる範囲で」始めることが、長く続けるための秘訣です。
前回のお話!

ステップ1:わが家の「お金の現在地」を知ることから始めよう
まるで冒険の始まりのように、まずは私たちが今どこにいるのか、つまり「わが家の家計の現状」をざっくりと把握することから始めましょう。
難しく考える必要はありません。「今、毎月どれくらいの収入があって、何にどれくらいお金を使っているかな?」といったテーマで、ざっくばらんに話し合ってみましょう。
お子さんがいるご家庭なら、「お小遣いは何に使っている?」「何か欲しいものある?」といった会話から始めるのも良いですね。
ポイントは、責めたり、細かく管理しようとしすぎないこと。「現状をみんなで共有する」という意識を持つことが大切です。
ざっくり家計簿にチャレンジ
細かい家計簿が苦手な方も大丈夫! まずは1週間だけでも、「何にいくら使ったか」をノートやメモ帳に簡単に記録してみましょう。
費目を細かく分けすぎる必要はありません。「食費」「日用品」「交通費」「その他」くらいの分け方でも十分です。
数日記録するだけでも、「意外と食費に使っているな」「コンビニでの買い物が多かったな」など、今まで気づかなかったお金の流れが見えてくるはずです。
ステップ2:「ちょこっと貯金」の習慣をスタート
家計の現状が少し見えてきたら、次は無理のない範囲で「お金のタネ」となる「ちょこっと貯金」を始めてみましょう。
最初から大きな金額を設定する必要はありません。「まずは月に500円」「週に100円」といった、 負担にならない金額からスタートしてみましょう。
例えば、「毎朝のコーヒーを週に1回だけ我慢する」「お菓子を少し控える」など、日々の生活の中で無理なく捻出できる範囲でOKです。
毎月お給料が入ったら、先に決めた金額を貯金口座に移してしまう「先取り貯金」は、確実にお金を貯めるための方法です。自動積立のサービスを利用すれば、手間もかかりません。
ステップ3:家族で「お金の夢」を語り合ってみよう

そして、最も大切なことの一つが、「家族でどんな未来を描きたいか」「そのためにどんなお金が必要か」を話し合うことです。
「来年こそ家族で旅行に行きたいな」「子どもが大きくなったら、こんな習い事をさせてあげたいね」「老後はこんな暮らしがしたいな」など、それぞれの夢や希望を自由に語り合いましょう。
目に見える目標があると、「お金を育てよう」というモチベーションが自然と湧いてきます。
前回お話しした「お金の木」の例え話を思い出してみてください。「この夢を叶えるためには、どんなタネをまいて、どれくらいの時間をかけて育てていこうか?」といった会話が生まれるかもしれません。
「タネまき」は今日から始められる!
「お金のタネまき」は、特別な知識や大きなお金がなくても、今日からすぐに始めることができます。まずは、
・わが家の「お金の現在地」を知る
・無理のない「ちょこっと貯金」を始める
・家族で「お金の夢」を語り合う
この3つのステップから、ゆっくりとスタートしてみませんか?
完璧じゃなくて大丈夫。小さな一歩が、きっと未来の大きな実りにつながります。
つづく!次回のお話
