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工場の自動化設備に特化!産業用ロボットで世界首位のファナック(6954)【ロキ兄経済6/5】

ロキ兄
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こんばんは、ロキ兄さんです。

本日も注目銘柄をゆる~く語っていきます。

注目銘柄!ファナック(6954)

概要

ファナック株式会社は、日本を代表する大手電気機器メーカーです。

同社は主に工場の自動化設備に特化した製品を提供しており、工作機械用CNC装置および産業用ロボットの世界首位メーカーとして知られています。

今回は、ファナックの歴史と事業内容、今後の見通しについてご紹介します。

 

ファナックの歴史

ファナックは、1956年に日本の民間企業として初めてNC(Numerical Control)とサーボの開発に成功しました。NCはコンピュータにより数値制御(NC)で稼働する工作機械をさし、サーボは物体の位置、方位、姿勢などを制御量として、目標値に追従するように自動で作動する仕組みです。

この2つを開発したことにより、機械制御により製品を作れるようになりました。

この頃はまだ富士通の1部門でしかありませんでした。

 

1972年には、富士通の計算制御部から独立し、富士通の子会社として「富士通ファナック株式会社」としてスタートしました。その後、1976年には東証2部に上場し、更なる成長を遂げました。

国際展開にも積極的であり、1977年には米国に現地法人であるFANUC AMERICA CORPORATIONを設立しました。これにより、北米市場での事業展開を本格化させました。

1982年には社名を「ファナック株式会社」に変更し、翌年には東証1部に指定替えされるなど、企業としての認知度と信頼性を高めました。

国内外での評価も高く、1986年には当時の明仁親王(現在の上皇陛下)が本社を訪問し、その品質と技術力に感銘を受けたことが注目されました。

 

ファナックは技術の革新にも力を入れており、2015年には協働ロボットCR-35iAの開発を実現しました。この協働ロボットは人間との共同作業が可能であり、安全性と柔軟性を兼ね備えた革新的な製品として注目を集めました。同じく2015年にはファイバレーザの開発も行い、高精度な加工技術の向上に貢献しました。

さらに、ファナックは他の企業との協業や買収を通じて、さらなる成長を遂げています。2018年には、日立製作所およびPreferred Networksとの合弁会社Intelligent Edge Systemの設立に合意し、エッジコンピューティング技術の開発に注力しました。同じく2018年には、ライフロボティクスの全株式を買収し、完全子会社化を果たしました。これにより、ライフロボティクスの製品や技術を自社の製品に統合し、さらなる競争力の強化を図りました。

ファナックは創業以来、常に革新的な技術と高品質な製品を提供し続けてきました。その結果、工場の生産性向上や効率化に大きく貢献し、世界中の製造業者から高い評価を受けています。

 

事業内容

ファナックは「壊れない、壊れる前に知らせる、壊れてもすぐ直せる」というスローガンを掲げ、製品の信頼性の高さをアピールしています。製品が故障する前に保守を行えるよう、故障予知技術の開発にも取り組んでいます。また、ファナックは全ての製品の「生涯保守」を宣言し、ユーザが30年以上前に作られた製品でも修理できる体制を整備しています。

 

そんなファナックの主力製品として代表的なものを紹介します。

①工作機械用CNC装置

工作機械を制御するためのコンピュータ制御システムです。CNC装置は、工作機械に組み込まれたコンピュータがプログラムされた指示に基づいて、工具や切削具を制御し、加工作業を自動化します。

従来の手動操作に比べて、CNC装置は高い精度と効率性を提供します。加工プロセスは事前にプログラムされ、コンピュータによって制御されるため、一貫した精度で複数の作業を繰り返すことができます。また、CNC装置は複雑な形状や高度な加工を行うことも可能です。

工作機械用CNC装置は、さまざまな産業分野で使用されています。例えば、金属加工、木工加工、プラスチック加工などの製造業において、部品の切削、穴あけ、彫刻、彫り込み、曲げなどの加工作業に使用されます。

ファナックの工作機械用CNC装置は世界シェアの半数を占めており、特許総合力でも高い評価を受けています。

 

②高性能なモーターとレーザー技術

ファナックは工作機械の送り軸に使われる同期モータや主軸に使われる誘導モータの開発・販売を行っています。これらのモーターは黒いボディと赤いエンコーダカバーで特徴付けられており、高速・高精度・高効率のナノ制御サーボを実現します。黄色のエンコーダカバーを持つDCモーターも提供しています。

さらに、ファナックは金属加工用の炭酸ガスレーザーで世界トップクラスのシェアを誇っています。最近ではファイバーレーザーにも参入し、CNC装置や産業用ロボットとの連携機能を強化することで市場シェアの拡大を図っています。また、金属3Dプリンター向けの中核ユニットにも参入し、高い造形精度や生産性を実現するソリューションを提供しています。

 

③産業用ロボット

ファナックは産業用ロボット分野でも高い技術力を誇っており、特に垂直多関節ロボットにおいて強みを持っています。産業用ロボットは、人間の代わりに単純または複雑な作業を行うことができます。アーク溶接、スポット溶接、パレタイジングなどに使用され、大型の機種も幅広く揃えています。

制御装置とサーボモータはファナックの内製品であり、特許競争力も垂直多関節ロボット分野でトップクラスです。さらに、視覚や力覚を持つ知能ロボットの投入やセル生産システムの実現など、先進的な技術を活用した製品開発にも取り組んでいます。

 

ファナックは製造業におけるイノベーションをリードするために、常に研究開発に力を入れています。高い特許競争力と製品の信頼性、豊富な製品ラインアップにより、世界中の企業からの信頼を獲得しています。

また、産業用ロボットやCNC装置、レーザー加工機など、さまざまな製品を提供することで、製造業の効率化と競争力の向上に貢献しています。将来もファナックは技術革新を続け、製造業界の進化を牽引していくことが期待されています。

 

今後の見通し

ファナックは4月26日に発表した決算において今後の見通しを次のようにしています。

2022年度下期からの在庫調整による生産への影響が懸念される中、世界的な景気減速の影響も考慮され、以下のような連結業績予想を示しています。

・売上高: 8195億円(前年比-3.8%)

・営業利益: 1563億円(前年比-18.3%)

・経常利益: 1855億円(前年比-19.8%)

・当期純利益: 1371億円(前年比-19.6%)

上記の数字は、2024年3月期通期の連結業績予想です。景気減速や在庫調整の影響を受け、売上高や利益の成長は鈍化する見通しです。

ファナックは、景気変動の影響を大きく受けやすい生産財を扱うため、短期的な事象に左右されることなく、長期的な視点に基づいた経営を続けています。

現在の経営環境では、地政学的なリスクの高まりや景気減速の懸念などがあり、不確実性が続く見通しです。しかしながら、工場の自動化への需要は中長期的に拡大すると予想されています。

 

本日の株価

MARKET SPEED

産業用ロボットで世界首位のファナック(6954)の本日の株価は、

前日比+218円(+4.53%)現在値5,027円と大きく上昇に。

日経平均が大きく上昇している中で順当に上昇、5,000円を1年半ぶりに突破しました。

景気変動を受けやすい生産材の扱いのため、短期的な上下が激しい銘柄です。

今年、来年くらいまでは世界的な景気後退局面のはずなので半導体銘柄と同じく仕込み時かもしれません。

 

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