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【ビッグモーターとの関係は?】安心・安全・健康のテーマパークへの扉SOMPOホールディングス(8630)【ロキ兄経済7/26】

ロキ兄
ロキ兄
こんばんは、ロキ兄さんです。

本日も注目銘柄をゆる~く語っていきます。

注目銘柄!SOMPOホールディングス(8630)

概要

SOMPOホールディングスは、損害保険ジャパン株式会社をはじめとする保険会社を中心とした持株会社です。

春光グループの一員でもあるSOMPOホールディングスは、「安心・安全・健康のテーマパーク」というグループスローガンのもと、日々進化し続けています。

今回は、SOMPOの歴史と事業内容、ビッグモーター問題やチャート分析をご紹介します。

 

SOMPOの歴史

2009年損保ジャパン(初代)と日本興亜損保は、共同持株会社設立に向けた経営統合に同意します。

そして、2010年損保ジャパン(初代)と日本興亜損保は共同株式移転により、共同持株会社「NKSJホールディングス株式会社」が設立されます。

ロキ兄
ロキ兄
損保ジャパン、日本興亜損保ともに100年以上の歴史があるよ

その後、子会社の統合や新規事業への参入が相次ぎます。2012年には、株式会社プレステージ・インターナショナルとの合弁でロードアシスタンス事業を手掛ける株式会社プライムアシスタンスを設立し、損保ジャパンと日本興亜損保の自動車保険向けロードアシスタンスサービスを提供開始。

2014年には、傘下の損保ジャパン(初代)と日本興亜損保が正式に合併し、「損害保険ジャパン日本興亜株式会社」が誕生します。

このような統合に伴い、2014年に社名を「損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社」に変更し、「損保ジャパン日本興亜グループ」として新たな一歩を踏み出しました。

その後、略称として「SOMPOホールディングス」が制定され、2016年には正式な社名に変更されます。

 

SOMPOホールディングスは、新たな事業分野へも積極的に進出しています。

2015年 住宅リフォーム事業に参入し、介護事業を手掛ける企業を子会社化。

2019年 個人間カーシェアリング事業やビッグデータ解析プラットフォームの販売を手掛ける会社を設立しました。

その後も、さまざまな事業領域への進出が続き、SOMPOホールディングスは保険業界だけでなく、多岐にわたる分野でサービスを展開しています。コーポレートスローガンである「安心・安全・健康のテーマパーク」を達成することを目指しています。

 

事業内容

SOMPOホールディングスは、幅広い事業領域において、高品質な保険商品とサービスを提供しています。今回はその中の一部をご紹介します。

国内損害保険事業:

SOMPOの中核事業である代理店販売が主体の損保ジャパンや、ダイレクト販売のセゾン自動車火災保険を通じて、多様化するリスクに対応する保険商品・サービスを提供しています。

これに加え、損保ジャパンDC証券が確定拠出年金事業を展開し、お客様の将来に向けた安定した保障を提供しています。また、SOMPOリスクマネジメントは、事業継続(BCM・BCP)、全社的リスクマネジメント(ERM)、サイバー攻撃対策など、企業のリスクをトータルでサポートするサービスを提供しています。

海外保険事業:

SOMPOは、海外保険事業においても積極的なグローバル展開を行っています。28カ国・地域に拠点を有し、北米、欧州、中東、アフリカ、アジア、中南米、オセアニアと幅広い地域に事業を展開しています。

先進国から新興国まで幅広い地域に事業を展開しているため、様々なリスクに対応できる体制を整えています。地域経済の発展に合わせて、地域のニーズに応える高品質な保険サービスを提供しています。

国内生命保険事業:

SOMPOひまわり生命保険株式会社を中心に、国内での生命保険事業も展開しています。高齢化社会において、介護や健康に対するニーズはますます高まっています。SOMPOひまわり生命保険は、お客様の生涯にわたって安心できる保険商品を提供し、健康と幸福をサポートしています。

SOMPOホールディングスは、これらのコア事業を軸にしながら、常に変化する社会に対応し、お客様に価値あるサービスを提供することを使命としています。

ビッグモーター問題

中古車販売大手のビッグモーターが板金事業において、車両修理費用の水増し請求を組織的に行っていた疑いが浮上したことが問題となっています。この問題は2022年3月ごろに発覚しました。

この問題が浮上したきっかけは、損保の業界団体による内部通報でした。それを受けて損害保険ジャパン、東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険の3社は実態調査を実施し、全国に33ある整備工場のうち25の工場で、水増し請求が疑われる案件が80件以上見つかったとされています。悪質なケースとして、損傷のない車両に不正な修理やパーツの付け替えが行われたとされています。

損保ジャパンは、不正請求が発生した原因について「修理作業者のスキル不足や事務手続き上の連携ミス」とする結論を早々に出し、ビッグモーターとの取引を再開していました。しかし、ビッグモーターの社員らの証言により、組織的な関与の疑いが強まっており、損保ジャパンの対応に矛盾が生じています。

また最新の情報では、損保ジャパンがビッグモーターに対して、2011年以降、37人の社員を出向していたことが明らかにされました。出向者は不正を知らなかったと説明していますが、事実関係を改めて確認するため外部の弁護士による調査を行う方針です。

ロキ兄
ロキ兄
こんなに関係が深いと知らなかったで済まないよね

保険業界において信頼性と透明性が求められる中で、このような不正請求の問題は非常に重要です。株価にも大きな影響を与えることが予測されます。保険業界全体が、お客様の信頼を守り、公正なサービスの提供を徹底していくことが求められています。

チャート分析

MARKET SPEED

SOMPOは保険業に分類されますが、保険業は長期金利に影響されやすい業界です。

長期金利が上がれば株価が上がりやすい傾向にあります。

週足10年チャートから確認すると、10年間で下は2,300円から上は6,600円の範囲で推移しています。

チャートを見ると2020年の3月の底値から堅調な上昇トレンドでした。

今回のニュースが無かったら長期で持てる銘柄。

テクニカル指標で見るとRSIはやや買われぎみ、ボリンジャーバンドもやや高値を示しています。

ストキャスはデッドグロス形成、パラボリックは上昇トレンド。

一目均衡表の雲を下抜けると下げが拡大するので、5,500円が下げの一つの目安になるかも。

ロキ兄
ロキ兄
組織ぐるみの問題だったらまだまだ下がるだろうなー

 

ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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