実質消費支出、8カ月連続マイナス。うちだけじゃなかった

9月4日、総務省が発表した7月の家計調査で、2人以上の世帯の消費支出は1世帯あたり32万345円、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同月比3.6%減少したことが分かった。市場予想の1.6%減を大きく上回る落ち込みで、6月の3.3%減からさらに悪化している。8カ月連続のマイナスだという。母さんが数字を見ながらため息をついた。

母
7月の消費支出、実質で3.6%も減っていたのよ。しかも8カ月連続のマイナス。うちの家計簿だけの話じゃなかったのね。
リコ
リコ
8カ月連続ってことは、年明けからずっと減り続けてるってこと?そんなに長く続いてるとは思わなかった…。

なぜここまで消費が落ち込んでいるの?

勤労者世帯(自営業者などを除く)に限ると、実質収入は前年同月比3.8%減の68万9476円、消費支出は6.8%減の32万2866円と、さらに大きな落ち込みとなっている。背景には、賃金の伸びが物価上昇に追いついていないことや、物価高そのものが長引いていること、先行きへの不安の高まりがあるとみられている。

父
収入が実質で減っているのに物価は上がり続けている。これでは財布のひもを締めたくなる家庭が増えるのも当然だな。9月の4,531品目値上げも、この流れにさらに追い打ちをかける形になる。

数字の裏にある「我慢」の実態

ロキ兄
ロキ兄
消費支出が減っているというのは、単純に「無駄遣いをやめた」というより、多くの家庭が必要な支出まで切り詰めている可能性がある。冷暖房を我慢したり、外食を減らしたりといった行動が、統計にも表れているんだと思う。

それでも、明るい材料も見えてきている

母
ただ、ここ数週間の家族会議で話してきた通り、家計を支える動きも同時に進んでいるわ。食料品消費税を2027年4月から1%に引き下げる方針や、給付付き税額控除の導入計画もその一つね。
リコ
リコ
電気・ガス補助金も9月使用分まで続いてるんだったよね。今すぐ楽になるわけじゃないけど、少しずつ支援策が形になってきてる感じはする。

今の時点でできる家計防衛3選

父
まずは電気・ガス補助金の反映を検針票で確認すること。次に、9月の値上げ前に日持ちする食品や日用品の在庫を見直すこと。そして、家計簿アプリなどで支出の内訳を可視化して、削れる固定費がないか点検することだ。
母
大切なのは、必要な支出まで無理に切り詰めすぎないこと。数字が悪化しているからこそ、冷静に家計全体を見渡す視点を持ちたいわね。

今日のまとめ

7月の実質消費支出は前年同月比3.6%減と、市場予想を大きく上回る落ち込みで8カ月連続のマイナスとなった。賃金の伸びが物価上昇に追いつかない状況が続いており、9月の大規模な値上げがさらに家計への負担を強める可能性がある。一方で、食料品消費税の引き下げ方針や給付付き税額控除といった支援策も少しずつ形になってきている。厳しい数字を悲観するだけでなく、使える対策を一つずつ積み重ねていく姿勢を、この一週間のはじまりに家族で確認しておきたい。

ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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