本日も株式市場の動向と注目ニュースをゆる~く語っていきます。
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本日(2/17)の日経225
本日の前日比-183円(-0.66%)の27,513円で引けました。
日経平均は200円超安でスタート。米国市場で、予想以上に強い米卸売物価指数(PPI)や,
※1月のPPIは前月比0.7%上昇-昨年6月以来の大幅上昇
米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派発言を受けて利上げ継続などの観測が高まり米国株安となったことで減少に。
外国為替市場での円安進行を受けて下値では買いも入っているものの、市場では日銀の金融緩和策の修正が意識される中で、来期にかけては円高方向に振れやすくなるとの見方も。
昨日は景気後退(リセッション)が回避されていることをプラスに捉えていましたが、PPIや新規失業保険申請数などの経済指標を受けてまた利上げが意識されているようです。
ロキ兄さんが興味をもった銘柄
ブリヂストン(5108)
ブリヂストン(5108)は、日本のタイヤメーカー。世界最大のタイヤ製造及びゴム加工会社の一つです。
1930年に日本足袋(現アサヒシューズ)のタイヤ部門として発足したのが会社の源流で、1931年にブリッヂストンタイヤ株式会社として分社独立、創業90年を超える会社です。
創業者の石橋正二郎氏の苗字から取って「ブリヂストン(=ブリッジ+ストーン)」と名付けられました。
16日の取引終了後に23年12月期の連結業績予想を発表しました。同社では米国建築資材事業、防振ゴム事業、化成品ソリューション事業を非継続事業に分類しています。
それ以外の継続事業で売上高4兆1500億円(前期比1.0%増)と初の4兆円を達成しました。純利益3400億円(同11.3%増)を見込み、年間配当予想を25円増の200円と発表しました。
そんなニュースが発表されたブリヂストン(5108)の今日の株価は、前日比+212円(+4.29%)5,148円でした。増収増益・増配と大きな企業である上に堅実な成長をしていることが好感されたようです。
ロキ兄さんが興味をもったニュース
米クレジットカード債務膨らむ、1兆ドルに迫る-過去最高更新(Bloomberg)
ニューヨーク連銀が公表した家計債務と信用に関する報告によると、クレジットカード残高が過去最高の9860億ドル(約132兆円)に膨れ上がりました。前期比では610億ドル増と、1999年までさかのぼるデータで最大の増加となった。
今ではインフレで食品からガソリンに至るまであらゆるモノが値上がりし、米国の利上げを受け、クレジットカード金利は20%近くに上昇。
足元の米国経済指標は好調でしたが、消費の好調は実際にはクレジットカードでなんとかしていることが明らかに。これはかなり危険な兆候ではないかと思います。