食料品の消費税が1%に?1989年以来初の減税方針

8月5日、政府は臨時閣議で、飲食料品の消費税率を2027年4月からの2年間限定で、現行の8%から1%に引き下げる方針を決定した。1989年の消費税導入以来、税率が下がるのは今回が初めてだという。母さんがニュースを見ながら「これは家計にとって大きい話よ」と切り出した。

母
食料品の消費税が、2027年4月から2年間だけ8%から1%に下がる方針が決まったの。消費税が始まって以来、初めての引き下げなのよ。
リコ
リコ
え、そんな大きな話、初めて聞いた!なんで今まで下がったことなかったのに、急に決まったの?

なぜ「ゼロ%」ではなく「1%」なの?

ここ数カ月、9月の値上げ4,531品目や電気代の値上がりなど、値上げのニュースが続いてきた。今回の減税方針は、物価高に苦しむ家計への対応として打ち出された形だ。ちなみにゼロ税率ではなく1%にとどめたのには理由がある。

ロキ兄
ロキ兄
ゼロ税率にすると、スーパーやコンビニのレジシステムの改修に10〜12カ月かかってしまう。1%なら5〜6カ月で対応できるから、なるべく早く実施するために1%という数字が選ばれたんだ。

実質ゼロ化のカラクリ

リコ
リコ
1%って、結局ちょっとは税金かかるってことだよね?
父
実はそこに工夫がある。1%相当分の範囲内で、中低所得の現役勤労者には「給付付き税額控除」という形でお金が給付される設計になっているんだ。対象者にとっては、実質的に食料品の消費税がゼロになる仕組みだな。

いつから始まるの?まだ決定事項じゃない部分も

母
今回決まったのはあくまで「基本方針」。9月には与党の税制改正大綱が決定される予定で、関連法案は秋の臨時国会に提出される見込みよ。正式に法律として成立するのは、もう少し先の話ね。
ロキ兄
ロキ兄
スタート時期は2027年4月からの2年間限定。「もう始まった」と勘違いして家計の見通しを立てすぎないよう、今の時点ではまだ方針段階だということを押さえておきたいね。

家計にとって、どれくらいのインパクト?

父
仮に月4万円を食費に使っている家庭なら、消費税が8%から1%に下がることで、単純計算では月2,800円ほどの負担軽減になる。年間だと3万円を超える規模だ。
リコ
リコ
9月にあんなに値上げが続くのに、来年の春には税金の面で助かる部分も出てくるんだね。ちょっと希望が持てるかも。

今のうちにできること

母
今すぐ何かを変える必要はないけれど、9月の税制改正大綱や、秋の臨時国会での法案審議のニュースは引き続きチェックしておきたいわね。制度の詳細が固まるにつれて、対象範囲や給付の条件もはっきりしてくるはずよ。

今日のまとめ

飲食料品の消費税を2027年4月から2年間、8%から1%に引き下げる方針が閣議決定された。1989年の消費税導入以来初めての減税で、レジ改修の期間を踏まえて1%に設定され、中低所得層には給付付き税額控除で実質ゼロ化される設計になっている。ただし現時点ではまだ基本方針の段階で、正式な法制化はこれから。9月の税制改正大綱や秋の臨時国会の動向を、家族で引き続き見守っていきたい。

ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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