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教育資金、どう備える?NISAでつくる“未来への学費計画”
こんにちは、『えすふぁみ☆家族で株投資』です。
子どもの成長はうれしいものですが、同時に気になるのが「教育費」。
小学校から大学まで、1人あたりにかかる費用はなんと1000万〜2000万円にのぼるとも言われています。
「まだ先の話」と思っているうちに、入学や進学はあっという間。
早めに備えることで、家計の負担を少しずつ分散できるのが“教育資金づくり”のコツです。
今回は、積立投資・NISA・新制度「子ども支援NISA」などを使って、教育資金を“賢く”準備する方法を家族で話し合ってみましょう。
教育資金がなぜ重要なのか?
教育費には、授業料や教材費だけでなく、塾・習い事・部活動・留学なども含まれます。
進学するほど金額は増え、特に大学進学では一気に支出が膨らみます。
公立ルートでも1人あたり約1000万円
私立ルートでは2000万円を超えるケースも
これに生活費や通学費を加えると、家計の大きな山場になります。
積立投資で“長期・分散・定額”を実践!
教育資金づくりの王道は、毎月定額の積立投資。
児童手当やボーナスの一部、使わない余裕資金を回して、コツコツ増やしていくスタイルが主流です。
たとえば、
毎月3万円を年率4%で18年間積み立てた場合、
約930万〜960万円まで成長する可能性があります。
一度に大金を投資するよりも、「少しずつ・分散して・長く続ける」ことがリスクを減らすコツ。
金融商品(投資信託・分散型ETFなど)を使えば、国内外の株式や債券にバランスよく投資できます。
NISAの活用で“非課税の学費づくり”を!
2024年にリニューアルされた「新NISA」では、
つみたて枠120万円+成長枠240万円=最大360万円/年まで非課税で投資が可能に。
利益に税金がかからないため、教育資金を積み立てるには非常に有利な制度です。
親名義で積み立て、子どもの進級や進学のタイミングに合わせて取り崩すのが一般的。
「つみたてNISA」で長期運用しつつ、「成長投資枠」で少しリスクを取る――そんな組み合わせも人気です。
2026年スタート予定「子ども支援NISA」とは?
「子ども支援NISA」は、未成年でも年120万円まで非課税で投資できる制度として検討中です。
親が代理で運用し、子ども名義で資産を積み立てる仕組み。
教育資金専用として利用できるよう設計されており、進学タイミングに合わせて引き出しも可能。
また、子ども自身が「お金を運用する」「社会や企業を知る」きっかけにもなります。
教育資金づくりのポイントと注意点
① 市場の変動リスクを意識する
積立投資は長期で安定しやすい反面、短期では値下がりもあります。
ドルコスト平均法を活用し、焦らず続けることが大切です。
② 流動性(引き出しやすさ)も大事
進学や転居など、急な出費が発生するタイミングに備え、すぐ使える預金も確保しておきましょう。
③ 学資保険と投資を組み合わせる
学資保険は「安全・固定貯蓄」型、NISAは「運用・非課税・自由度大」型。
家庭の状況に合わせて、ハイブリッド運用も効果的です。
まとめ|「早期・長期・分散・定額」で未来を守る
教育資金は、準備の“早さ”が最大の武器です。
毎月少しずつ積み立てる
NISAで非課税のメリットを活かす
家族で計画を共有する
これらを続けることで、将来の学費の山もなだらかになります。
早期の積立と制度の上手な活用が、子どもの夢を支える“未来への投資”になります。
少しずつ、でも確実に――家族で育てる「学びの資産づくり」を始めていきましょう。