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好きな会社に投資してみよう!親子で体験する「お金の動き」
こんにちは、『えすふぁみ☆家族で株投資』です。
土曜日は「子どもとお金」をテーマにお届けしています。
今回は、子どもが興味を持ちやすい 「好きな会社や商品に投資してみる」 という体験についてご紹介します。数字やグラフではなく、「自分が好きなものを応援する」という感覚を通じて、社会や経済とのつながりを自然に学べる取り組みです。
1. 好きな会社・商品からの投資体験
子どもが関心を持つきっかけは、日常の中にたくさんあります。
任天堂:ゲームに夢中な子どもにとって、世界中の人が遊ぶ「マリオ」や「ポケモン」の会社が自分のお金で応援できるとしたら?
サンリオ:ハローキティやシナモロールが大好きな子が「サンリオのオーナーになれる」と知ったら、きっと誇らしい気持ちになるでしょう。
タカラトミー:トミカやリカちゃんで遊んでいる子にとって、その企業の株主になるのは「夢の延長」そのものです。
最近では「1株から買える少額投資サービス」も増えており、親子で調べて、気に入った会社に少額から投資を始めることが可能です。
2. 投資体験が学びにつながる理由
投資を通じて、子どもの視点が大きく変わります。
新商品が出ると「この商品で売上が伸びるかな?」と関心が高まる
ニュースに「株価上昇」「業績改善」といった言葉が出ると自然に耳を傾ける
普段のおこづかいでは見えにくい「社会でお金が動く仕組み」を自分事として捉えられる
3. 実際の親子投資例と工夫
少額投資の魅力は、「体験」そのものが学びにつながる点です。
例えば——
株主優待:タカラトミーの株主になれば、株主限定のおもちゃや割引券がもらえることがあります。子どもにとって“特別感”のあるご褒美です。
おこづかいから投資:毎月のおこづかいの一部を「応援したい会社」に充てることで、長期的な投資体験が続けられます。
観察と対話:株価の動きをチェックし、親子で「どうして上がったのかな?」「ニュースの影響かな?」と話すことで、社会への関心が深まります。
また、キッズマネースクールや親子向けの投資ゲームでは「仮想投資」を体験できます。自分が応援したい商品やお店に投資して、その後のニュースやイベントで株価が変動する様子を体感するのも、とても良い学びになります。
4. 注意点とアドバイス
もちろん、投資には注意も必要です。
最初は「損しても大丈夫な範囲の少額」から始める
株価が下がるリスクがあることを親がしっかり説明する
取引口座は親の名義で管理し、子どもは一緒に学ぶ形にする
証券会社によって手続きやルールが異なるため、事前に確認する
5. 教育効果のまとめ
親子で好きな会社に少額投資をすることで、子どもが学べることはたくさんあります。
社会を応援する視点:株主は企業を支える立場だと実感できる
経済への関心:ニュースや社会の動きを自分ごととして捉える
お金の役割の理解:消費だけでなく“育てる使い方”を知る
親子の対話:投資や経済が家族の会話のテーマになる
まとめ|“好き”から始めるお金教育
おこづかいやお年玉の一部を使って、親子で好きな会社に投資してみる。たとえ少額でも、子どもにとっては大きな一歩です。
投資は難しい知識ではなく、「好きだから応援する」という素朴な気持ちから始められます。その中で「社会の仕組み」「お金の役割」「リスクとリターンの関係」を少しずつ体験的に理解していくことができます。
親子で“好き”をきっかけにした投資体験を始めてみませんか?