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挑戦と発見:T&Dホールディングス(8795)の使命と価値観【ロキ兄/注目銘柄】

ロキ兄
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こんばんは、ロキ兄さんです。

本日も注目銘柄をゆる~く語っていきます。

注目銘柄!T&Dホールディングス(8795)

概要

株式会社T&Dホールディングスは金融持株会社として、太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命の3つの生命保険会社を傘下に持つ重要な企業です。

傘下の会社名の英語の頭文字(Taiyo Life&Daido Life)に絡ませつつも、「T」は挑戦である「Try」を、 「D」は発見である「Discover」をそれぞれ意味しており、挑戦と発見による価値の創造を通じて、人と社会に貢献するグループを目指しています。

今回は、T&Dホールディングスの歴史と事業内容、決算情報やチャート分析をご紹介します。

ロキ兄
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太陽生命・大同生命ともに約130年もの歴史があるよ

T&Dホールディングスの歴史

1999年、太陽生命保険相互会社と大同生命保険相互会社が全面的な業務提携を発表し、同年6月には「T&D保険グループ」というグループ名が採用されました。

2001年には、東京生命保険相互会社(現:T&Dフィナンシャル生命保険株式会社)が経営破綻し、T&Dホールディングスはそのスポンサー支援企業として登場しました。同年10月には、太陽生命保険と大同生命保険が共同で株式を取得し、結束を深めました。

2002年に大同生命保険は国内生命保険会社として初めて相互会社から株式会社に組織変更し、東京証券取引所と大阪証券取引所に上場しました。同様に、2003年には太陽生命保険も相互会社から株式会社に転換し、東京証券取引所に上場しました。

そして、2004年に太陽生命保険と大同生命保険は上場廃止となり、同年4月には太陽生命保険株式会社、大同生命保険株式会社、T&Dフィナンシャル生命保険株式会社の3社が株式の移転を行い、国内生命保険会社として初の持株会社である株式会社T&Dホールディングスが設立されました。

2007年には、日本ファミリー保険企画株式会社(現: ペット&ファミリー損害保険株式会社)を子会社化し、さらなる事業の多様化を実現しました。同年3月には、T&Dアセットマネジメント株式会社の株式をグループ会社4社から取得し、直接子会社化を果たしました。

2019年には、子会社として設立されたT&Dユナイテッドキャピタル株式会社の事業を開始し、投資分野での活動を強化しました。

そして、2022年には、子会社として設立された株式会社All Rightの事業を開始し、デジタル技術を活用した保険商品・サービスの提供を拡充しました。

これらの出来事からT&Dホールディングスは日本の保険業界での地位を確立し、その成長と発展が続いています。

ロキ兄
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現在でも生命保険業界で国内シェア第6位を誇るよ

引用:https://www.td-holdings.co.jp/group/history.html

 

事業内容

T&D保険グループの生命保険3社、太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命は、独自性と専門性を兼ね備えたビジネスモデルを構築し、市場、チャネル、商品の一体となったマーケティング戦略を展開しています。以下に、T&D保険グループの主要な事業領域を紹介します。

T&D保険グループ[太陽生命]

太陽生命は家庭市場を主要ターゲットとし、同世代の女性営業職員が家庭を訪問し、顧客に適した死亡保障、医療・介護保障を提供しています。特に主婦層中心の家庭マーケットにおける強みを活かし、家庭の主婦を入り口にして、その世帯の世帯主や子供へとマーケットを拡大しています。

T&D保険グループ[大同生命]

大同生命は、中小企業市場に特化しています。何十年にもわたり中小企業団体や税理士・会計士団体と提携し、営業職員に加え、税理士を中心とした強力な代理店網を築いています。商品は個人定期保険を中心に、経営者のさまざまなニーズに対応した保険商品を提供しています。

T&Dフィナンシャル生命

T&Dフィナンシャル生命は、乗合代理店市場に特化した会社です。銀行、証券会社、来店型保険ショップなどの乗合代理店を通じて保険商品を提供しています。将来的にも幅広いニーズに応える商品を提供し続けることが目標です。

これらの3つの生命保険会社は、それぞれ異なる市場と顧客層に焦点を当て、専門性を発揮しながら、T&D保険グループ全体の成長と多様化に貢献しています。

引用:https://www.td-holdings.co.jp/ir/individual/businessmodel.html

 

最新の決算

T&Dホールディングスは8月10日に第1四半期決算を発表しました。

『通期見通しの1,000億円に対して、現時点で286億円という好調な進捗が報告されています。これは、グループ全体の業績が予想以上に良好であることを示唆しています。

国内生命保険3社は、新契約業績が前年同期を上回り、堅調に推移しています。これは、新たな保険契約の獲得が順調であることを示すものです。

一方で、太陽生命と大同生命では解約失効率が上昇しています。これは、既存の契約が解約されたり失効したりする割合が増加していることを指します。解約失効率の上昇は、保険契約の長期的な維持に影響を及ぼす可能性があります。』

経常収益:7,888億円 (+4.9%)

経常利益:350億円(黒字転換)

純利益:189億円 (黒字転換)

 

また、今後の見通しについては、以下の通りとなっています。

経常収益が約-20.4%、経常利益が黒字転換、純利益が黒字転換を見込んでいます。

見通しはそこまで良くも無いけど、400億円の自社株買いは魅力的だね

引用:https://www.td-holdings.co.jp/ir/document/results.html

チャート分析

MARKET SPEED

週足10年チャートを確認すると、下は720円から上は2,640円の範囲で推移しています。

2020年から現在まで急激な下落などがありながらも、上昇トレンドを継続しています。

おそらく業績と自社株買いで株価の上下が激しくなっていると思われます。

 

テクニカル指標で見るとRSIはやや高め、ボリンジャーバンドもやや高値を示しています。

ストキャスは高い値でデッドクロスを形成。

パラボリックは3月から上昇トレンドを示しています。

一目均衡表の雲が非常に下にあるので、あまり参考にならず。

ロキ兄
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日本の利上げがあれば上がりそうだね
ロキ兄
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※投資は自己責任でお願いします。

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