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大和証券(8601)グループ本社:日本の金融持株会社の進化と使命【ロキ兄/注目銘柄】

ロキ兄
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こんばんは、ロキ兄さんです。

本日も注目銘柄をゆる~く語っていきます。

注目銘柄!大和証券(8601)

概要

大和証券グループ本社は、証券会社の大和証券を傘下に持つ日本の金融持株会社です。

個人投資家を対象とするリテール業務から証券の引き受け、海外業務などを幅広く展開しています。野村証券、大和証券、三菱UFJ証券、SMBC日興証券、みずほ証券の5社を指して大手証券と言われています。

今回は、大和証券の歴史と事業内容、決算情報やチャート分析をご紹介します。

ロキ兄
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当時の日銀総裁であった結城豊太郎氏が「相和して大きくなる」との願いを込め名づけられました。

大和証券の歴史

1902年に藤本ビルブローカーが大阪市に開業し、その後、株式会社藤本ビルブローカーに改組され、更に株式会社藤本ビルブローカー銀行へと商号が変わりました。

ロキ兄
ロキ兄
最初は証券会社じゃなくて、ビルの売買を商売にしていたんだね

1933年には、証券業務へと進化し、商号が藤本ビルブローカー証券株式会社へ変更されました。その後、商号変更を重ね、1943年には藤本証券株式会社としての姿を見せました。

そして、大きな一歩が1943年12月27日に踏み出されました。藤本証券と日本信託銀行が合併し、(初代)旧「大和證券株式会社」が誕生しました。

 

1961年には東京、大阪、名古屋証券取引所市場第二部に上場し、1970年には市場第一部への上場を果たしました。

1986年にはパソコン・ホームトレードを開始し、インターネット取引の先駆けとなりました。

1999年に商号を株式会社大和証券グループ本社へ変更し、持株会社への移行を実現。同時にホールセール業務とリテール証券業務を異なる会社に譲渡しました。

同年には業界で初めてNTT DoCoMo「iモード」サービスによる株価情報、市況情報、株式の売買等の提供を行いました。

2006年には日の出証券を子会社化(92.38%の株式取得)、2009年に三井住友銀行との資本提携を解消し、100%出資子会社としての体制に移行。

そして、2012年にはリテール証券業務を担当していた(2代目)大和証券が、大和証券キャピタル・マーケッツを吸収合併し、組織再編成が行われました。

このように、株式会社大和証券グループ本社は長い歴史の中で多くの変遷を経て、今日もなお日本の金融業界で重要な役割を果たし続けています。

引用:https://www.daiwa-grp.jp/about/history.html

事業内容

大和証券グループは、多様な証券関連サービスを提供する一連の企業から構成されており、幅広い投資および金融サービスを提供しています。以下に、大和証券グループの主要な事業領域を紹介します。

リテール事業:

 大和証券を中心に、全国117の店舗網、コールセンター、インターネットを通じて、個人投資家や未上場法人などの顧客に対して、多彩な金融商品とサービスを提供しています。顧客の資産運用をサポートし、資産形成に貢献しています。

ホールセール事業:

 国内外の機関投資家、事業法人、金融法人向けに、セールスおよびトレーディング業務、そして投資銀行業務を提供しています。セールスおよびトレーディング業務では、有価証券や金融商品の販売と注文取り次ぎを行い、投資銀行業務では事業拡大から財務・資本戦略まで、事業全般を支援しています。

アセット・マネジメント事業:

 株式投資信託、公社債投資信託、私募投資信託などの開発・運用、さらに年金などの資産運用を受託しています。これにより、投資家は多様な資産クラスへの投資を可能にし、リスク分散を実現できます。

投資事業:

 大和証券グループの自己資金を活用し、プライベート・エクイティ、金債権、不動産などへの投資、ベンチャー投資、事業再生、投資ファンドの組成・運営などを行っています。これにより、グループは多様な投資機会を追求しています。

大和証券グループは、これらの多様な事業を通じて、個人投資家から機関投資家、事業法人まで、幅広い顧客に高品質な金融サービスを提供し、投資と資産運用をサポートしています。

引用:https://www.daiwa-grp.jp/sustainability/data/pdf/09_report_07.pdf

最新の決算

大和証券は7月31日に第1四半期決算を発表しました。

連結業績は前年同期比で大きな成長を遂げ、経常利益と純利益がともに倍増しました。

リテール部門では、資産管理型ビジネスモデルへの移行が順調で、良好な市場環境との相乗効果で、経常利益は前年同期比で2.1倍の135億円に達しました。さらに、ラップロ座サービスの契約額が1,720億円、純増額が960億円と、約8年ぶりの高水準を記録しました。預り資産残高も過去最高の80.3兆円に達しました。

ホールセール部門では、プライマリー・セカンダリーマーケットの回復に後押しされ、経常利益は110億円を確保しました。グローバル・マーケッツでは、顧客アクティビティの増加に伴い、エクイティ・FICCともに増収を達成しました。また、グローバル・インベストメント・バンキングでは、大型のエクイティ引受けが寄与し、増収に貢献しました。』

売上高:2,662億円 (+81.6%)

営業利益:307億円 (+247.4%)

経常利益:360億円(+99.6%)

純利益:237億円 (+99.6%)

また、今後の見通しについては、予想が困難であるため記載されていません。

ロキ兄
ロキ兄
株の取引、債券・投信など全ての投資関連商品の収益が増収しているよ。これは日本株の時代かも?

 

引用:https://www.daiwa-grp.jp/ir/

チャート分析

MARKET SPEED

週足10年チャートを確認すると、下は350円から上は1,060円の範囲で推移しています。

2015年から2020年まで横ばいトレンドを含みながらも大きくみると下落トレンドとなっていました。

2022年を下値に最近の業績好調もあり株価が急上昇しています。

 

テクニカル指標で見るとRSIはかなり高め、ボリンジャーバンドはやや高値を示しています。

ストキャスは少し前にデッドクロスを形成。

パラボリックは6月から上昇トレンドを示しています。

一目均衡表の雲がかなり下にあるので、株価下落まではほど遠そうです。

ロキ兄
ロキ兄
チャートも業績もイケイケだね!

 

ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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