こんにちは、『えすふぁみ☆家族で株投資』です。
今週のテーマはかなり重要です。
「有事なのに円が買われない」
という、これまでの常識が崩れている現象について深掘りします。
目次
1. 異常事態:有事なのに円安
現在、中東情勢は緊迫。
イラン戦争という典型的な地政学リスクが発生しています。
普通なら――
✔ リスク回避
✔ 円買い
✔ 円高
となるはず。
しかし現実は逆。
ドル円は159円台後半
(2024年以来の円安水準)
2. 弱点①:エネルギー輸入国という宿命
まず最大の理由はこれ。
日本はエネルギーを輸入に依存している国
■ 原油高=円安の構造
現在、原油価格は急騰。
✔ ブレント原油:120ドル近く
(約4年ぶり高値)
日本は中東依存が高いため、
原油価格上昇
↓
輸入コスト増
↓
貿易赤字
↓
円売り
という流れになります。
“原油高=円売り”なんだ」
■ 過去の再現
2022年のウクライナ戦争でも同じでした。
✔ 円:110円 → 150円へ下落
今回も、同じパターンです。
3. 弱点②:ドルが強すぎる
もう一つの理由はこれ。
ドルが強すぎる
■ アメリカは産油国
シェール革命により、アメリカは
✔ 世界最大の産油国
つまり
原油高
→ アメリカは儲かる
日本とは真逆です。
■ 原油=ドル需要
さらに重要なのがこれ。
原油は基本的に
ドルで取引される
つまり
原油価格上昇
↓
ドル需要増加
↓
ドル高
■ 金利の差
さらに現在
✔ FRB利下げ観測後退
✔ 高金利維持
一方で日本は低金利。
この差が、
ドル買い・円売り
を加速させています。
4. 弱点③:日本の「ハト派政策」
ここが日本特有の問題。
■ 実質金利はマイナス
日銀は利上げしているとはいえ、
✔ 実質金利はマイナス
つまり
円は「借りやすい通貨」
■ キャリートレードの餌
投資家はこう動きます。
円を借りる
↓
ドルなど高金利通貨を買う
これが
キャリートレード
円安の大きな原因です。
■ 政治の影響
さらに
✔ 高市政権:利上げ慎重
✔ 日銀:ハト派人事
この流れが
「円は弱いままでいい」
というメッセージになっています。
5. なぜ円高にならないのか?
昔はありました。
海外資産を売って日本に戻す
(レパトリ)
しかし今は違う。
理由は単純。
日本に戻しても儲からない
低金利すぎるからです。
6. 160円という「壁」
現在、市場が意識しているのは
160円ライン
2024年、ここで為替介入が入りました。
財務省は
「過度な変動には対応する」
と発言しています。
ただし重要なのは、
✔ 水準ではなく
✔ スピード(ボラティリティ)
です。
7. えすふぁみ家族会議
8. ロキ兄さんのまとめ
今回の最大の教訓。
常識はアップデートされる
昔:
有事 → 円高
今:
原油高+金利差 → 円安
■ 円は“弱い通貨”になりつつある
対ドルだけではありません。
✔ スイスフラン
✔ 豪ドル
に対しても弱い。
これは
円独歩安
のサインです。
■ 投資家の戦略
これから重要なのは
✔ 原油価格
✔ 日米金利差
✔ エネルギー政策
をセットで見ること。
結論
地政学リスクが起きたとき、
もう「とりあえず円買い」は通用しない。
見るべきは
構造(ファンダメンタルズ)
です。
✔ 原油
✔ 金利
✔ 政策
これを読める人だけが、
この相場で生き残れます。
















