貯金だけじゃダメだと思う理由
こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ!
リコの素朴な疑問に、家族全員の耳がぴくりと動きました。
その会話を聞いたロキ兄は、ソファから少し身を起こし、落ち着いた口調で言いました。
物価が上がると、お金の価値は下がる?
ロキ兄はうなずきながら言います。
つまり、モノの値段が上がる(インフレ)と、同じ金額でも買える量が減ってしまうんだよ。
これは日本だけじゃなくて、むしろ世界ではもっと当たり前のことなんだ」
世界と日本、物価の違い
たとえばアメリカでは、ここ20年で日用品や外食、教育費などが1.5〜2倍になっているものが多くあります。
毎年2〜3%のインフレが続いている国では、10年で20〜30%の物価上昇はごく自然なことなんです」
とリコが驚きます。
そう。日本でも最近は電気代や食品、日用品などがじわじわと値上がりしていますよね。
“お金を寝かせておくだけ”では、目減りしていく可能性があるんです。
“どこに置くか”によって、“どう働くか”が変わってくるんだよね」
ロキ兄は紙に3つの言葉を書きました。
現金:すぐに使えるけど、増えません。インフレに弱い
銀行預金:安全ですが、金利は0.001%程度。いわば“お休み中のお金”
投資(株・投資信託):値動きはありますが、将来に向けて“働いてくれる”可能性がある
たとえば、“財布に入れっぱなしのお金”はすぐに使ってしまいますよね。
“銀行預金”は安全に保管できますが、増えることはほとんどありません。
“投資”は波があるけれど、長期的には資産として増えていく可能性があるんです。
つまり、お金には“性格”があるということなんです。
お金に“役割”を持たせよう
とリコが問いかけます。
例えば、
・1年以内に使う予定のお金 → 現金や銀行預金に置く
・3〜5年後に使うかもしれないお金 → NISAの短期売買用などで運用
・老後など10年以上先のお金 → 株式や長期資産形成に活用
要は、“いつ使うか”に応じて、お金の置き場所を分けて考えること。
食材でいうと、“冷蔵庫に入れるもの”と“冷凍庫に入れるもの”って違いますよね?
お金もそれと同じで、適材適所が大切なんですね。
だからこそ、“今”だけを守るのではなく、
“未来”を生きる自分や家族のために、少しずつ“動かす視点”が必要なのです。
まとめ:貯金と投資のバランスを考えよう
世界ではインフレが当たり前。日本もその波に入りつつあります
銀行預金だけでは、お金の価値が目減りするリスクも
お金の“置き場所”によって、働き方(リターン・使い道)が変わります
投資は“怖いもの”ではなく、未来を支える“手段のひとつ”です
大切なのは「何のために、いつ使うお金か」を意識することです
お兄ちゃんの話を聞いて少し見方が変わったかも」
とリコが叫ぶのでした。
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