依頼 No.003:貯金ゼロ家族、どう立て直す?
こんにちは!『えすふぁみ☆家族で株投資』へようこそ!
【依頼ファイル No.003】
【依頼人】ヨシダさん夫妻(40代・子ども3人:中1、小4、年長)
【世帯年収】約650万円(夫:正社員/妻:パート)
【住居】賃貸(家賃11万円)
【悩み】「気づけば貯金ゼロ。
何から手をつければいいかもわかりません…」
前回のお話!

【分析】“なぜか貯まらない”家計のリアル
ヨシダ家のように、年収600万円台でも「預金残高ゼロ」の家庭は実際に珍しくない。
むしろ、子育て世帯・3人兄弟・中学生以上の子がいる家庭ほど、出費が加速しやすく、家計が先細る傾向がある。
特に目立つのが以下の3点:
教育費(塾・習い事・教材)に毎月8万前後
スマホ・ゲーム機など子ども関係の出費が年々増加
ボーナスは旅行や家電買い替えで“気づけば消えている”
「月々赤字ではないけど、貯金もない。」
これは、企業にたとえると「黒字倒産」と同じ構造。
収入があっても、“流動性”がなければ不測の事態に対応できない。
この状態では…
急な入院・転職・家賃更新などが「一撃アウト」
精神的な余裕が失われる
子どもの進学時に“選べない”選択肢が増える
つまり、「貯金ゼロ」は危機的状態であることに自覚がないのがいちばんの問題なのだ。
【えすふぁみ家の提案】
✅ 1:まずは“最低限の安心資金”を設定する
目安は「月収の3ヶ月分」=90万円前後
家族で「この金額を目標にしよう」と“数値化”する
数万円単位の臨時収入(児童手当、返礼品節約など)を積極的にプール!
✅ 2:家計全体の“流れ”を可視化する
ノート・家計簿アプリ・レシート袋分けなど、手段は自由
大事なのは「使っている金額」と「なぜ使ってるか」を“見えるようにする”こと
「月末に“よかった支出”を家族でシェア」もおすすめです!
✅ 3:“予測できる出費”は、あらかじめ隔離!
進学費用、クリスマス、誕生日プレゼント、帰省代…
「毎年起きる出費」を“予算化”して別口座や封筒管理へ
これで“ごっそり減って驚く”支出を防止できる
✅ 4:“最初の1万円”を動かすクセをつけよう
貯金ゼロの最大の壁は「習慣がないこと」
最初は1,000円でもいい。
「これは貯金」と決めたら絶対に使わない
貯金用の口座やポケットを分けて“日常から隔離”するのがポイントです。
まとめ:「残ったら貯める」から「先に避けておく」へ
「気づいたらゼロでした」は、すべての家庭に起こり得るリアルな現象。
でも、
・“なんとなくの支出”を“見える支出”に変える
・“残ったら貯める”から“先に避ける”へ切り替える
・家族で“貯めること”を“目標にする”楽しさを共有する
その第一歩が、次の未来を守る行動になります。
【次回・依頼ファイルNo.004】
教育費が家計を圧迫!どうする?
3人兄弟、習い事と受験ラッシュ――えすふぁみ探偵団、出動!
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