こんにちは、『えすふぁみ☆家族で株投資』です。
最近、スーパーやガソリンスタンド、電気代の明細を見て
「え、また上がってる…?」
と感じること、増えていませんか?
そう、今はまさに インフレの真っ只中。
食料品、光熱費、家賃、通信費――
生活のあらゆるところで「静かな値上げ」が続いています。
でも、だからといって
我慢・我慢・我慢… では長続きしません。
今日は、家計のQOLを下げずに乗り切る
お金の防衛術・6つの戦略 を紹介します。
目次
■ 戦略①「先取り貯蓄」を予算に組み込む
これは多くの家庭がハマる落とし穴。
正解は逆です。
収入が入ったら、先に貯蓄を分ける。
よく知られているのが
50 / 30 / 20 ルール。
50%:生活必需品(家賃・食費・光熱費)
30%:楽しみ(外食・趣味・レジャー)
20%:貯蓄・投資
ただし、インフレ期は
「完璧に守る」よりも
無理のない割合で“習慣化”すること が最優先です。
さらに、貯める場所も重要。
金利がほぼゼロの口座ではなく、
金利の高い普通預金(ハイイールド口座) を選ぶだけで、
同じ貯金でも“守る力”が変わります。
■ 戦略② 支出の優先順位を決め、借金返済に集中する
インフレ期は、
すべてにお金を配らない勇気 が必要です。
特に注意したいのが
クレジットカードなどの高金利の借金。
年15%以上の利息がついている場合、
貯金より先に返済したほうが
“確実なリターン” になります。
場合によっては、
無利息期間のあるカードへの借り換え
金利の低いローンへの一本化
を検討するのも立派な防衛策です。
■ 戦略③ 光熱費を徹底的に削減する
2025年は、電気・ガス補助の終了もあり
エネルギー対策の効果が最大化する年。
まずは今日からできること。
● サーモスタットの調整
冷暖房の設定温度を
季節に合わせて 7〜10度調整(1日8時間) するだけで
最大10%の削減効果 が期待できます。
● 待機電力のカット
使っていない家電を抜く、
またはスマート電源タップを使うだけで
月10%前後の節電 になるケースも。
● 家電の使い方を変える
洗濯:温水 → 常温水でエネルギー半減
照明:LEDに変更 → 生涯で約80ドル分節約
■ 戦略④ より安価な「代替品」を選ぶ
インフレ期は
ブランドではなく“価値”で選ぶ力 が重要です。
プライベートブランド(PB商品)
地元の直売所・まとめ買い
定番品は「いつものメーカー」にこだわらない
さらにおすすめなのが、
「一晩考えるルール」。
本当に必要か?
生活の満足度は上がるか?
たった一晩置くだけで、
無駄な出費は驚くほど減ります。
■ 戦略⑤ 副業(サイドギグ)を検討する
削るだけでは、心も家計も疲れてしまいます。
そこで選択肢になるのが 収入を少し増やす こと。
不用品のオンライン販売
アンケート・ポイント系
特技を活かした講師・サポート
短時間のスポットワーク
ポイントは
生活を壊さない範囲で行うこと。
どうしても欲しいものがあるなら、
「それ専用の副業で稼ぐ」という考え方も
ストレスのない節約です。
■ 戦略⑥ 昇給の交渉をする
インフレ期は、
自分の価値を見直してもらうチャンス でもあります。
成果や数字を整理する
会社への貢献を言語化する
タイミングを見て相談する
もし収入が増えたら、
生活レベルを上げるのではなく
借金返済・貯蓄・投資に回す のが鉄則です。
■ 家計を楽しむための追加アドバイス
● ノーバイリストを作る
「月曜日はコンビニスイーツ買わない」
など、テーマを絞るとゲーム感覚で続きます。
● 守るものと削るものを仕分け
家族の外食、趣味、思い出づくりは守る。
無意識の支出だけを削る。
● 投資とセットで考える
節約で浮いたお金は
新NISAやiDeCoで
“インフレに負けないお金” に変えていきましょう。
■ まとめ:インフレ期の家計は「船の操縦」
インフレ期の家計管理は、
「船の穴を塞ぎながら、帆を張る」 ようなもの。
節約で今あるお金を守る(穴を塞ぐ)
副業や投資で未来を作る(帆を張る)
この両輪が揃ってこそ、
荒波の中でも安心して進めます。
インフレの時代だからこそ、
“賢く・やさしく・長く続く防衛術”を。
今日できることから、ひとつずつ始めてみましょう。

















