今日は単発エンタメ企画:家族でワイワイ「お金クイズ10問」

今週は「決算書の読み方」「PER・PBR」「インフレとNISA」「ASML好決算 vs IBMショック」と、かなりボリュームのある1週間だった。日曜日の今日は頭を休めながら、今週の知識をクイズで楽しく復習しよう。○×と3択を交えた全10問——家族で声に出して答えながら読んでみてほしい。

リコ
リコ
クイズ!好きー!全問正解目指す!
父
30年の投資歴を持つ私でも負けないぞ(笑)。
ロキ兄
ロキ兄
では全10問、スタート!答えは各問のすぐ下に載っているから、答えてから見てね。

第1問(○×):「PER」とは、株価が1株あたりの純利益の何倍かを示す指標だ。

リコ
リコ
○!これは覚えた!

**答え:○(正解!)**

PERは「Price Earnings Ratio(株価収益率)」の略。「72÷金利=2倍になる年数」の72の法則と同じで、PERは「今の利益ペースで元が取れるまでの年数」のイメージで覚えると分かりやすい。一般的に15倍が目安とされるが、業種によって大きく異なる。

母
PERが高い=割高、低い=割安と一概には言えないのよ。成長への期待が高い企業ほどPERが高くなる傾向があるから、「なぜ高いか」を考えることが大切だわ。

第2問(3択):「PBR1倍割れ」はどういう状態?

①株価が企業の解散価値を下回っている
②株価が1年前より下がっている
③配当が出ていない

父
①だな。PBRは「株価÷1株あたり純資産」だから、1倍を割ると株価が解散価値を下回るということだ。

**答え:①(正解!)**

東京証券取引所は2023年頃からプライム上場企業にPBR1倍割れの改善を求める方針を示しており、日本株市場全体の話題になっている。PBR1倍割れは理論上は割安だが、業績悪化を反映している場合もあるため、単純に「割安だから買い」とは言えない点に注意が必要だ。

第3問(○×):決算で「良い数字」が出ると、必ず株価は上がる。

リコ
リコ
×!今週水曜日に学んだ! 市場の予想より低かったら下がることもある。

**答え:×(正解!)**

株価は「決算の数字そのもの」ではなく、「市場の事前予想(コンセンサス)との差(サプライズ)」に反応する。良い決算でも予想通りなら株価はほとんど動かないことも多い。今週のIBMはまさにこのケースで、増収増益でもCEOの発言一つで株が揺れた。

ロキ兄
ロキ兄
「Buy the rumor, sell the fact(噂で買い、事実で売る)」という格言を思い出してね。

第4問(3択):今週の相場で「ASML」が注目されたのはなぜ?

①日本に本社を移転すると発表したから
②半導体製造装置の決算が市場予想を上回ったから
③新しいスマートフォンを発売したから

父
もちろん②だよ。ASMLはオランダの企業で、世界で唯一EUV露光装置を製造できる独占的な立場にある。AI向け半導体を作るすべてのメーカーがASMLの装置を必要とする。

**答え:②(正解!)**

ASMLの好決算は「AI向けインフラ需要がまだ旺盛」という証拠として市場に受け取られ、半導体関連株全体の押し上げ要因になった。今週の木曜記事で深掘りした「AIインフラ層 vs アプリケーション層」という構図のまさに好例だ。

第5問(○×):インフレが進むと、銀行の普通預金に置いたお金の「実質的な価値」は増える。

リコ
リコ
×!先週の金曜と今週の火曜で学んだ。普通預金の金利より物価上昇の方が速いと、お金の実質価値は目減りする。

**答え:×(正解!)**

「72の法則」で確認すると、普通預金の金利0.1〜0.2%では2倍になるまで360〜720年かかる計算になる。一方で物価が年2〜3%上昇しているなら、現金を持ち続けることは実質的に毎年2〜3%ずつ資産が目減りしていることになる。これがNISAなどで投資する理由の一つだ。

第6問(3択):「72の法則」を使って「年利6%で運用すると、お金が約2倍になるのは何年後?」を計算すると?

①6年後
②12年後
③24年後

母
72÷6=12。②の12年後ね! 72の法則は「72÷金利(%)=2倍になる年数」。暗算で計算できる便利な法則よ。

**答え:②12年後(正解!)**

逆算も使える。「10年でお金を2倍にしたい」なら「72÷10=7.2%」の運用が必要。全世界株式(オルカン)の長期リターンの目安は年5〜7%程度とされているため、約10〜14年で約2倍になる計算だ(元本保証はない)。

第7問(○×):日本の長期金利(10年国債利回り)が上がると、AI・ハイテク株は一般的に下がりやすい。

リコ
リコ
○!先週の木曜で学んだ。金利が上がると成長株の「将来の利益の割引率」が上がって、理論株価が下がるんだよね。

**答え:○(正解!)**

先週7月8日に日本の長期金利が一時2.87%と約30年ぶりの高水準をつけ、日経平均が1437円安になったのはまさにこの構図だった。一方で銀行株は「金利を売るビジネス」なので金利上昇で逆行高しやすい、という対比も覚えておこう。

第8問(3択):「ガイダンス」とは決算のどの部分のこと?

①過去1年間の売上高の合計
②経営者が示す来期以降の業績見通し
③株主への配当金の金額

父
②だね。決算書の「過去の数字」より、経営者が示す「来期の見通し(ガイダンス)」の方が株価への影響が大きいことも多い。今週のASMLもガイダンスの上方修正が最大のサプライズだった。

**答え:②(正解!)**

ガイダンスで「来期も増益見込み」と示せば株価は上がりやすく、「来期は減益の見込み」と示せば今期が増益でも株価が下がることがある。「数字より言葉」——決算シーズンを見るときの鉄則だ。

第9問(○×):NISAの成長投資枠(年間240万円)では、投資信託は買えない。

リコ
リコ
×!先週の火曜日に学んだ! 成長投資枠でも投資信託は買えるよ。個別株・ETF・REITだけじゃなくて、オルカンなどのインデックス投信も対象なの。

**答え:×(正解!)**

成長投資枠では個別株・ETF・REIT・投資信託と幅広い商品が対象。「成長投資枠=個別株専用」と思い込んでいる人が多いが、ボーナス月にオルカンを一括追加購入するなど、つみたて投資枠と同じ商品を活用する使い方も有効だ。

第10問(3択):「米国CPI(消費者物価指数)」が市場予想より低い数値だった場合、一般的に株式市場はどう反応しやすい?

①上がりやすい
②下がりやすい
③変わらない

母
①の上がりやすいよ。CPI鈍化→インフレが落ち着いた→FRBが利上げを急がない→長期金利が下がりやすい→株が買われやすい、という連鎖なの。今週火曜の1008円高もまさにこの流れだったわ。

**答え:①上がりやすい(正解!)**

ただし「予想通りだった場合」は市場の反応が読みにくく、すでに織り込み済みの場合はほとんど動かないこともある。「市場は常に予想との差に反応する」という原則はCPIでも同じだ。

今日のまとめ:何問正解できた?

ロキ兄
ロキ兄
全10問のクイズ、いかがだったかな。今週と先週の内容がギュッと詰まった問題だったけど、毎日ブログを読んでくれた人なら全問正解も夢じゃなかったはず。「知識が身についているか確認する」というのも、勉強の大事なステップだよ。
リコ
リコ
全問正解できた! 毎日読み続けると、ちゃんと頭に残るんだね。クイズ形式にすると「あ、これ知ってる!」っていう達成感があって楽しかった。
父
間違えた問題があった人は、その記事を読み返すチャンスだよ。「なんで間違えたか」を考えることが、一番の復習になるんだ。
母
来週もまた新しいニュースと一緒に家族会議を続けましょう! 「えすふぁみ」は毎日更新しているから、また明日ね。
ロキ兄
ロキ兄
※投資は自己責任でお願いします。

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