こんにちは、「えすふぁみ☆家族で株投資」です。
木曜日はニュース深掘り。
今日は、最近じわじわと市場関係者の間で話題になっている
**「ドンロー主義(Donroe Doctrine)」**について掘り下げます。
一見すると外交や軍事の話に見えますが、
実はこれは資源価格・物流・為替・株式市場に直結する、投資家が無視できないテーマです。
目次
1. 「ドンロー主義」とは何か?
まずは言葉の整理から。
■ 名前の由来
「ドンロー主義」とは、
19世紀のモンロー主義に、トランプ氏(Donald Trump)の名前を掛け合わせた造語です。
■ 正式な位置づけ
これは単なるメディア用語ではありません。
2025年12月に公表された米国の国家安全保障戦略の中で、
モンロー主義を基礎とし、その上に「トランプの系論(Corollary)」を加える
と、明確に文書化されています。
つまり、
西半球(南北アメリカ大陸と周辺海域)は
米国が最優先で影響力を持つ地域
という姿勢を、公式に復活させたということです。
2. なぜ今、西半球の支配を目指すのか?
では、なぜトランプ政権は今になって、
再び西半球に強くこだわるのでしょうか。
■ ① 天然資源の確保
最大の理由の一つが資源です。
原油
天然ガス
レアメタル
特にベネズエラは、世界有数の資源国。
「遠くの中東」より「近くの中南米」を抑える方が、
安全保障コストも低いという計算があります。
■ ② 移民・薬物問題という国内課題
不法移民や違法薬物は、米国の国内政治の最重要テーマ。
源流となる地域に直接介入し、
問題を米国外で抑え込む狙いがあります。
■ ③ 域外勢力の排除
中国やロシアなどの域外大国が、
港湾
インフラ
鉱山
を取得する動きを、米国は強く警戒しています。
「西半球での重要資産取得は許さない」
という強烈なメッセージでもあります。
■ ④ 犯罪組織との戦い
麻薬カルテルや国際犯罪組織を、
「国家安全保障上の脅威」と位置づけ、
周辺国を巻き込んだ対策を進めています。
3. 歴史はどう繰り返してきたか?
ここで少し歴史を振り返ります。
● 1823年:モンロー主義
欧州列強による植民地化を拒否。
● 1904年:ルーズベルトの系論
「米国は西半球の警察官」として介入を正当化。
● 1933年:善隣政策
軍事介入から協調路線へ転換。
● 2013年:終焉宣言
「モンロー主義の時代は終わった」と公式に発言。
● 2025年:ドンロー主義
そして今、劇的な復活。
4. 具体的な行動と市場への波及
今回のドンロー主義は、言葉だけではありません。
■ ベネズエラへの直接介入
米軍がマドゥロ大統領を拘束し、
「西半球における米国の支配は疑問視されない」
と強調しました。
■ 常識外れの構想
グリーンランド取得
パナマ運河の支配権奪還
カナダを51番目の州にする案
どれも従来なら「冗談」扱いでしたが、
今は市場が無視できない話です。
■ 外交の優先順位が激変
国務長官の初外遊が、
欧州・アジアではなく中米・カリブ。
これは「どこが最重要か」を明確に示しています。
5. えすふぁみ流・ロキ兄さんの投資視点
ここで家族会議。
① 地政学の軸が変わった
中東・アジア中心から、
北米・中南米中心へ。
② 矛盾しているようで一貫している
「海外介入を減らす」と言いながら介入する。
でも、
資源
治安
物流
という自国第一主義の文脈では、実は一貫しています。
③ 投資への結論
資源関連
物流(パナマ運河)
北米・中南米と取引が深い企業
これらは、価格変動が激しくなる可能性があります。
まとめ|巨大な勢力圏の再定義が始まった
今回の「ドンロー主義」は、
巨大なチェス盤のルールが、静かに書き換えられた
そんな出来事です。
必ず、為替と株価に返ってくる」
短期のニュースに振り回されず、
歴史・資源・物流という大きな流れを見る。
それが、えすふぁみ流・家族投資の基本です。

















