本日も株式市場の動向と注目ニュースをゆる～く語っていきます。
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本日（4/12）の日経225
本日の日経平均株価は、前日比+159円(+0.57％)の28,082円という結果でした。
今日は60円高でスタートしました。
NYダウが上昇し、その流れで日本の景気敏感株やバリュー株が堅調に上昇しました。
ドル/円の円安も相場を支え、一時190円高まで上昇しました。
心理的節目の２万8000円台では目先の利益を確定する目的の売りも出ています。
それでも前日よりは2万8000円を超えての売りが少なく、地合いが少しずつ良くなっているのでは？という見方も。
米国CPI発表前でそこまで出来高が多くなく、取引が少ない1日でした。
ロキ兄さんが興味をもった銘柄
三菱重工業(7011)
三菱重工業株式会社は、1884年に創立され東京都と横浜市に本社を置く三菱グループの重工業メーカーです。
三菱UFJ銀行、三菱商事とともに三菱グループ（旧三菱財閥）の「御三家」と呼ばれています。
また、川崎重工業（KHI）、IHI（旧・石川島播磨重工業）とともに日本の三大重工業の一角を成しており、事業内容・規模ともに首位。
三菱の創業者岩崎彌太郎氏が、九十九（ツクモ）商会を興した時につくられた鋳鉄製天水桶(ちゅうてつせいてんすいおけ)に、今日の三菱マークの原型がみられます。
これは岩崎家の家紋「三階菱」(サンカイビシ)と、土佐山内家（ヤマウチケ）の家紋「三ツ柏」（ミツガシワ）の組み合せからなっています。
さまざまな変遷を経て、明治43年(1910年)に現在の形の“スリーダイヤ”となりました。
三菱重工業は、日本郵船の船の修繕・改修のために国が払い下げた長崎造船所を発祥とする三菱グループの源流企業です。
現在では、陸・海・空・宇宙と幅広い事業領域を持ち、日本最大の技術開発メーカーとして知られています。
三菱重工業は、「三菱は国家なり」という意識を持ち、世界への展開を進めている一方で、兵器製造の分野では日本の国防を担う存在としても知られています。
日本政府は11日、三菱重工業に潜水艦から発射する長射程ミサイルの開発を発注しました。
このミサイルは、相手のミサイル発射拠点などを攻撃する反撃能力の手段として活用されます。潜水艦に長射程ミサイルを搭載することで、相手はどこから攻撃されるか分からず、抑止力が高まると考えられています。射程は1000キロメートル程度とのこと。
また、政府は国産巡航ミサイル「12式地対艦誘導弾」の射程を延ばす能力向上型や、島しょ防衛用の「高速滑空弾」の量産も三菱重工業と契約しました。
これらのミサイルは、2026年度から納入される予定で、契約額は計3780億円ほどです。
契約額の約4000億円はどれほどのものなのでしょうか？
2021年度の決算を見てみると、受注高は2020年度で3兆3363億円。
2021年度で4兆677億円ととても大きい額です。
契約額が4000億円ですが、5年分だと考えると単年で800億円となるので、受注高から見ると約２％程度と意外と少ないです。
それでも政府からの仕事というネームバリューと、今後国際的に緊張感が高まる際には売上が伸びると考えられます。
MARKET SPEED
そんなミサイル契約の発表を受けて三菱重工業(7011)の本日の株価は、
前日比+30円(+0.59%)、
現在値5,136円と上昇しました。
基本的に株は、戦争や紛争などのニュースが入ると下落しやすいです。
ロキ兄さんが興味をもったニュース
政府が大阪ＩＲ計画認定へ最終調整、14日にも判断と報道－一部の銘柄上昇(ブルームバーグ)
日本政府は、大阪府・市が誘致を目指す人工島・夢洲における統合型リゾート（ＩＲ）の整備計画を認定する方向で最終調整に入ったと報じられました。
ＩＲ推進本部が会合を開き、関係閣僚の意見を聞いた上で国土交通相が正式決定するとされています。
大阪ＩＲ株式会社が、米国のＩＲ運営会社・ＭＧＭリゾーツとオリックスを中核として、夢洲でカジノやホテル、国際会議場を整備する計画で、2029年秋以降の開業を目指すとされています。
報道によると、年間約2000万人の来場者を見込むとされています。
今後、カジノ管理委員会が運営事業者に反社会勢力とのつながりがないかなどを審査し、カジノ事業の免許を付与するかどうかを判断するとされています。報道を受けて、オリックス株やパナソニックホールディングス株が上昇しています。
日本でのカジノが景気振興の助けになれば嬉しいなーと思います。
