こんにちは、『えすふぁみ☆家族で株投資』です。
最近話題になっているのが、あのサブプライム危機を予見したマイケル・バリー氏が、AI市場をショート(売り)しているというニュースです。
今回の記事では、この「AIバブル論」を、家族の会話でやさしく整理しながら解説します。
目次
■ AIは「ソフトウェア」じゃない。だからバブルの定義が違う
今回の議論で一番重要なのは、
AIは従来のソフトウェアと全く別の“産業”だという点 です。
バブル論者がよく使うのは、
ドットコムバブル
不動産バブル
暗号資産バブル
…などの比較。
しかし、これらの根底にあるのは「需要予測の過大評価」による急膨張と崩壊です。
ところが、AIは違います。
AIはエネルギー産業に近い。
これがわかると、“ソフトウェア用のバブル論”は当てはまらないことが見えてきます。
■ AI支出は「過剰」ではなく“必要投資” — インフラが整備されている段階
バリー氏含む批判派が指摘するのは、
OpenAIの巨額赤字
データセンターの建設ラッシュ
電力需要の急膨張
GPUへの莫大な支出
これらを「過熱」「投機」と見るわけですが、歴史を振り返ると…
AIも同じです。
インフラ整備期は“過剰に見える支出”が普通。
しかし、それは“未来がまだ見えていないだけ”。
■ 本当は「AIバブルのほうが誤解」— その理由
AIは今、以下の特徴を持っています。
① 需要はすでに契約で確定している
Microsoft AzureのAI関連契約は 約4000億ドル(63兆円)。
しかも平均2年契約。
これは“推測された需要”ではなく、“既に決まった使用量”。
② GPUや電力は“慢性的不足”
・データセンター不足
・電力不足
・半導体製造装置の供給逼迫
バブルの特徴は「余る」こと。
しかしAIは「足りていない」。
③ インフラのボトルネックが“エネルギー”
これは過去の技術革命にはなかった構造であり、バブルの比較が成立しません。
■ AIは“産業革命の序章”であってバブルではない
ここで気づくのは、
AIは産業基盤を再構築するフェーズにいる
ということ。
電話の登場
鉄道の敷設
電力網の普及
インターネットの敷設
これらの “初期段階” と同じ雰囲気を持っているのです。
■ では、なぜ“バブル”という言葉が出てくるのか?
心理的な理由が大きい、と分析されています。
世界が不安定に見える
経済、政治、社会が揺れている
人々が“確実性”を求めている
この時、人は強く見えるものに投資し、弱く見えるものを疑います。
技術的背景より、人間の“安心したい心理”が、バブルという言葉を生み出している面も強いのです。
■ 結論:AIバブルではない。“AI産業革命の序章”である
AIは、
ソフトウェアではなく、
エネルギー産業であり、
インフラであり、
既に需要が確定しており、
現実に供給が足りない産業です。
これはバブルの構造とは真逆。
バリーの視点は鋭いけれど、今回は“モデルが古い”。
AIはこれから10年、20年かけて“本当の姿”になります。
今はまだ、その入り口に立っただけなのです。

















