目次
1. 投資家が一番怖い「世界株の冬」とは
こんにちは、『えすふぁみ☆家族で株投資』です。
水曜日は、「ちょっと怖いけど、知っておくと安心できる」お金の話をする日。
今回のテーマは、投資をしている人なら一度は頭をよぎる疑問です。
株式投資の世界では、
長く低迷が続く時期を**「冬の期間」**と呼ぶことがあります。
この“冬”がどれくらい厳しかったのかを、
データをもとに整理していきましょう。
2. 最悪の記録:実質マイナスが続いた約13年6ヶ月
世界株の「最も厳しい冬」
世界株インデックスで語られる、
代表的な「冬の期間」は次の時代です。
2000年8月〜2014年2月(約13年6ヶ月)
この期間には、
ドットコム・バブル崩壊
リーマンショック
その後の長い回復過程
がすべて含まれています。
最大下落率はマイナス55.7%
この期間中、
世界株は一時約55.7%の下落を記録しました。
しかも重要なのは、
単に株価が戻るだけでなく、
**物価上昇(インフレ)を考慮した“実質リターン”**で見ると、
2000年のピークを回復するまでに10年以上かかった、という点です。
3. それでも世界株が信じられる理由
ここで疑問が出てきます。
でも、話はここで終わりません。
世界株の長期平均リターンは約10%
1970年〜2019年の
MSCIワールド・インデックス(配当込み)を見ると、
年平均リターン:約10%
という、非常に力強い成長を続けています。
その感覚、正しいです。
「平均通り」の年はほとんどない
たとえば、S&P500のデータでは、
過去93年間で
年10%±2%に収まった年は
たった6回
ほとんどの年は、
大きく上がる
大きく下がる
のどちらか。
つまり、
世界株は“平均的に動かない”のが普通なのです。
4. 投資期間が長いほど勝率が上がるワケ
では、どうすれば「冬」を乗り越えられるのでしょうか。
答えのひとつが、保有期間です。
歴史が示す「成功の法則」
S&P500の1926〜2018年のデータでは、
1年保有:プラスの確率はそれなり
5年保有:プラスの確率が大きく上昇
10年保有:さらに勝率が高まる
という傾向がはっきり確認されています。
短期では、
上がる
下がる
横ばい
どれも起こります。
でも期間を伸ばすことで、
企業の成長そのものを取り込める可能性が高まります。
5. 冬の期間を乗り越えるための備え
規律ある投資が最大の武器
冬の期間で一番怖いのは、
価格の下落そのものではありません。
「もうダメかもしれない」
「やめた方がいいのでは」
という心の揺らぎです。
あらかじめ、
冬は来る
10年以上続く可能性もある
と知っておくだけで、
冷静さを保ちやすくなります。
アセットアロケーションの重要性
株だけに全振りすると、
冬は本当に辛くなります。
株
債券
現金
などを組み合わせた資産配分は、
長期投資を続けるための“防寒具”です。
市場を信頼するという選択
市場は常に正しいわけではありません。
でも、長い歴史の中で、
企業は利益を生み
世界経済は成長してきた
という事実があります。
まとめ:冬を知ることは、続ける勇気になる
世界株には、
**実質マイナスが10年以上続いた“冬の時代”**がありました。
それでも、
長期では平均約10%の成長
保有期間を伸ばすほど勝率は上昇
というデータも、同時に存在します。
投資において大切なのは、
楽観でも悲観でもなく、理解。
冬があると知ったうえで、
それでも続けられる設計を作ること。
それが、
世界株インデックスと付き合う一番のコツなのかもしれません。

















